パフォーマンスガールズユニット9nineで活躍する「かんちゃん」こと吉井香奈恵さん。今回は、テーマを「庭園の自然を撮る」に設定。本格的な一眼レフカメラを用意し、初めてのレンズ交換にも挑戦してもらいながら、春の到来を感じさせる景色を切り取ってもらいました。
ロケ地は東京都の「六義園」。国の特別名勝にも指定されている、江戸期を代表する大名庭園です。桜やつつじ、アジサイなど、季節ごとに見ごろを迎える花が異なり、移り変わる風景が楽しめるほか、都内の紅葉の名所としても知られています。撮影に訪れた3月の始めには、梅の花が見ごろを迎えていました。
「カメラを持っていると、一人旅がしたくなる」
当日の天気はあいにくの曇り空。もう少し太陽が出ていたら……と思っていたのですが、さっそく撮った写真を確認し「ちょっと暗いから、花とか木を撮るといい感じに雰囲気が出ますね」と一言。いつでもポジティブで前向きなのが彼女のいいところです。
木々はまだ葉をつけていないものも多いとはいえ、園内は東京都とは思えないほど自然が多く、ちょっとした旅行に来ているような気分が味わえます。かんちゃんも庭園の雰囲気が気に入ったようです。
「いろいろな木があるから、この季節なのにすごく色鮮やかに見えるんですね。夏とか秋とかの景色を想像すると、季節ごとに来たくなります(笑)。
普通の街中じゃなくて、こういう日本的な自然のある場所で写真を撮るのっていいですよね。空気が澄んでいて、何を撮っても雰囲気が出て。お母さんがお寺や神社が好きだったので、小さいころからそういう場所には連れて行ってもらっています。このあいだ京都で神社を3つぐらい回ったとき、カメラを持って行ったんです。ちょうど雪が降ってたりして、きれいな写真が撮れました」
「カメラを持っていると、やっぱり一人旅がしたくなる」というかんちゃん。本当は10代の頃、沖縄への一人旅を計画していたそうですが、いまだに行けていないとのこと。いつか実現できるといいですね。
(次ページ、「一眼レフの魅力とはじめてのレンズ交換」に続く)

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