この記事は、週刊アスキー2015年6月9日号(5月26日発売号)を元に、ASCII.jp編集部で再編集したものです。
テレビ番組の視聴も
高速通信で快適!
NUCをさらに活用するなら、ソニー・コンピュータエンタテインメントのネットワークレコーダー「nasne(ナスネ)」を利用したい。nasneは2万円台前半と低価格ながら、3波チューナーを搭載し、テレビ視聴&録画が可能。
さらに、内蔵ストレージ内に動画や音楽を保存し、NASのように利用できる。専用アプリの「PC TV with nasne」(1台用3240円)を利用すれば、PCでもテレビ視聴と録画番組視聴ができる。
テレビ視聴やnasne内の動画の再生は、通信速度が遅いと映像がカクついたりする。しかし、11ac対応の高速無線通信が利用できる最新のNUCでは快適に視聴できた。
特にCore i7を搭載する「NUC5i7R YH」は、動画再生時のCPU使用率が3%とわずかで、ほかの作業をしながらでも快適に視聴できた。“ながら視聴”が日常的になっている人は、Core i7を選ぶと良いだろう。
第5世代Core i7の高性能モデル
「NUC5i7RYH」
TDP 28WのCore i7-5557U搭載のNUC最上位モデル。家庭で利用するメインPCとしても十分活用できる性能を備え、処理の重い作業も こなせる。動画の編集機としても活躍できるはず。
テレビのチャンネル感覚でPCを表示
大画面テレビにNUCを接続しておけば、リモコンを使ってテレビのチャンネルを替える感覚でNUCの画面に切り替えられる。大画面テレビでウェブを見たり動画を再生したりと、活用の幅が大きく広がる。
また、小型のワイヤレスキーボードやマウスを利用すれば、ソファーなど離れた場所から操作できる。NUCの超小型ボディーがリビングの雰囲気を崩さない点もいい。
(→次ページヘ続く 「第5世代Core i搭載NUCの実力をベンチマーク!」)
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第1回
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