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最新モデル「ZenFone 2」が「楽天スーパーポイント」でお得に!?

知らないと恥をかく! 「楽天モバイル」格安スマホ最新情報

2015年05月15日 11時00分更新

文● 高橋量、編集●ハイサイ比嘉/ASCII.jp

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Q:「ZenFone 2」って「ZenFone 5」の前モデルでしょ?
A:ナンバーは若いけど、れっきとした最新モデル!

 「ZenFone 2」と「ZenFone 5」とでは、「ZenFone 2」のほうが最新機種だ。多くの方は正しく把握していると思うが、なかには勘違いしている方もいるかもしれないので、改めてこの場を借りて説明しておこう。「ZenFone 2」は、2015年4月20日に発表されたばかりの最新モデルで、「ZenFone 5」は2014年10月に発表された前モデルだ。スペックについても新しい「ZenFone 2」のほうが「ZenFone 5」を大きく上回っている。

2015年5月16日発売の最新モデル「ZenFone 2」

 「ZenFone 2」の最大の特徴は、最大4GBのメモリー容量にCPUとしてインテルの64bit版SoCであるAtom Z3580(2.33GHz)/Z3560(1.83GHz)を搭載している点だ。メーカーであるASUSからはパーツ構成の異なる複数のモデルが発表されており、「楽天モバイル」ではAtom Z3560を搭載した「32GBモデル/メインメモリ2GB」タイプと、Atom Z3580搭載の「32GBモデル/メインメモリ4GB」タイプの2種類が用意されている。特に後者の上位モデルは世界初の4GBメモリー搭載モデルとなっており、高い性能を期待できる。

CPUの詳細情報を確認できる「CPU-Z」の画面。試用機ではAtom Z3580(2.33GHz)が搭載されていた

OSは最新の「Android 5.0」(Lollipop)を採用している

 IPS液晶ディスプレーのサイズは5.5型で、解像度はフルHD(1920×1080ドット)だ。画面占有率72%、ベゼル幅約3.3㎜と鮮やかな大画面が印象的なデザインとなっている。ちなみに「ZenFone 5」は液晶ディスプレーのサイズが5型で解像度は1280×720ドット。画面サイズが大きくなっているぶん本体サイズもやや大きくなっているが、映像の精細さは格段に向上している。

液晶ディスプレイのサイズは5.5型。画面占有率72%、ベゼル幅約3.3㎜と、大画面が印象的なデザインとなっている。画面サイズが大きくなっているぶん本体サイズもやや大きくなっているが、実際には片手で楽にホールドできる

 本体サイズは約幅152.5×奥行き77.2×高さ3.9〜10.9mmで、重量は約170gだ。最薄部約3.9mm/最厚部約10.9mmと、背面のゆるやかなカーブが手になじむ作りになっているため、実際に手にしてみるとしっくりくる。ボディ素材は樹脂製で、表面に施されたヘアライン加工によって高級感のある仕上がりになっている。

LEDフラッシュとカメラ、音量調節ボタンのある本体背面。ヘアライン加工によって、高級感を感じさせるデザインに仕上がっている

電源ボタンとヘッドホン出力が用意されている本体天面部分。側面に向かうゆるやかなカーブが手にフィットするため、やや厚めながらも違和感なく握ることができる

底面部にはmicroUSB端子が配置されている。側面にはインターフェース類はない

 microSDカードスロットやSIMカードスロットは、背面カバーを外してセットする内蔵タイプだ。また、「ZenFone 2」は2枚のSIMカードを同時にセットできる「デュアルSIM」仕様となっている。片方のSIMスロットは2G通信専用で、3G/4G(LTE)通信のみの日本国内では残念ながら利用できない。海外では2G(GSM)通信が使われている国もあるので、海外旅行や出張の際に現地のSIMカードを調達して利用するのに向いている。

背面のカバー下には、microSDカードスロットとふたつのSIMカードスロットがある。SIMカードスロットのうち片方は国内で利用可能な3G/4G用で、もう片方が海外で利用可能な2G専用だ

 カメラ機能はフロント側が500万画素で、リア側は1300万画素だ。撮影した写真は非常に精細で色合いも十分。カメラアプリも機能豊富で、さまざまなユニークな写真を撮影できる点がうれしい。

「ミニチュア撮影」や「HDR」など、ユニークな効果が豊富に用意されている

画質にこだわりたい人の向けにホワイトバランスやISOを調整できるマニュアル撮影も可能だ

実際に「ZenFone 2」で撮影した写真(サムネイル画像をクリックすると、2304×4096ドットの画像が表示されます)

画素数が高いだけあって、非常に精細(サムネイル画像をクリックすると、4096×2304ドットの画像が表示されます)

 ベンチマークで実際の性能を計測してみたところ、どのアプリでも非常に高い結果となった。試用機は4GBメモリーを搭載しているだけあって、現行モデルの中では最高クラスの性能だ。これだけのパワーがあれば、重めのアプリを複数利用してもサクサクと快適に利用できるだろう。

「3DMark」ベンチマーク結果

「AnTuTu Benchmark v5.7」ベンチマーク結果

「Geekbench 3」マルチコアベンチマーク結果

 記事執筆にあたって、短時間ながら「ZenFone 2」を使ってみたが、使い勝手と性能のどちらもかなり優秀で、全体的な完成度は非常に高い印象。「楽天モバイル」なら月額2000円程度で利用できるわけだが、にわかには格安スマホとは信じられないほどのスグレモノだ。

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