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富士通「LIFEBOOK SHシリーズ」ロードテスト 第2回

13.3型モバイル「LIFEBOOK SH/WS1/T」の選び方 (2/4)

2015年05月02日 12時00分更新

文● 高橋量

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アクセス速度が高速なSSDと容量が大きいHDD

 「LIFEBOOK SH90/T」はストレージとして、500GBのHDDを採用している。「LIFEBOOK WS1/T」ではカスタマイズオプションから、500GB/1TBのHDDか500GBのハイブリッドHDD、256GBのSSDを選択可能だ。

 アクセス速度については「CrystalDiskMark」のベンチマーク結果をご覧いただければわかるとおり、SSDのほうが圧倒的に速い。ファイルの読み込みや書き込み時間が短縮されるほかWindows 8.1の体感速度も劇的に向上するので、パフォーマンスを優先するなら「LIFEBOOK WS1/T」にSSDを搭載したモデルを選ぶべきだ。

「CrystalDiskMark」による500GB HDD(左)と256GB SSD(右)のベンチマーク結果。SSDはシーケンシャルリードでHDDのアクセス速度を大きく上回る

 ただしHDDは、SSDよりも容量が大きいというメリットがある。試用機では「LIFEBOOK SH90/T」の500GB HDDに388GBの空き容量が残されていたが(CドライブとDドライブの合計空き容量)、「LIFEBOOK WS1/T」の256GB SSDには173.3GBしか残っていなかった。

「LIFEBOOK SH90/T」のストレージ使用状況。CドライブとDドライブに残された空き容量の合計は388GBだった

256GB SSD搭載の「LIFEBOOK WS1/T」では合計の空き容量が173.3GBだった。500GB HDDの空き容量と比べると半分以下だ

 ストレージの容量不足については外付けHDDやNASなどを利用することで解決できるが、あくまでも写真や動画を大量に持ち歩きたいという場合は容量の大きいHDDを選ぶといい。アクセス速度と容量の大きさを両立したいなら、「LIFEBOOK WS1/T」で500GBハイブリッドHDDを選ぶという手もある。

標準モデルと最強構成モデルの総合性能を比較

 続いて、総合的な性能を計測するベンチマークの結果を紹介しよう。ここでもう一度試用機のスペックをおさらいしておくと、「LIFEBOOK SH90/T」はCPUがCore i5-5200Uでメモリーが4GB、ストレージが500GB HDDだ。それに対して「LIFEBOOK WS1/T」は、CPUにCore i7-5500Uを搭載し、メモリー容量は12GB、ストレージには256GBのSSDを搭載している。OSは両モデルとも同じだが、液晶ディスプレーの解像度が異なる点に注意していただきたい。

試用機の主なスペック
LIFEBOOK SH90/TLIFEBOOK WS1/T
CPUCore i5-5200U(2.20GHz)Core i7-5500U(2.20GHz)
メモリー4GB12GB
ストレージ500GB HDD256GB SSD
グラフィックインテルHDグラフィックス 5500インテルHDグラフィックス 5500
解像度2560×1440ドット1920×1080ドット
OSWindows 8.1 Update 64ビット版Windows 8.1 Update 64ビット版

 Windows 8.1の快適さを表わす「Windowsシステム評価ツール(WinSAT.exe)」の結果については、以下の表のとおりとなった。

試用機のWindowsシステム評価ツールの結果
LIFEBOOK SH90/TLIFEBOOK WS1/T
CpuScore(プロセッサ)7.37.4
MemoryScore(メモリ)5.97.5
GraphicsScore(グラフィックス)4.35.9
GamingScore(ゲーム用グラフィックス)4.95.8
DiskScore(プライマリハードディスク)5.98.15

 CPUの性能についてはそれほど変わらないが、メモリーとストレージのスコアが大きく異なっている。またグラフィックス機能は両モデルともCPU内蔵のインテルHDグラフィックスを利用しているのだが、ここでもスコアに大きな違いが出る結果となった。

 内蔵GPUの最大動作周波数が異なるという理由もあるが、12GBのメモリーを搭載した「LIFEBOOK WS1/T」では4GBの「LIFEBOOK SH90/T」と比べてより多くのビデオメモリーをメインメモリーから割り当てられるためとも考えられる。つまり、これは、両モデルともビデオメモリーの最大容量は3840MB(3.84GB)だが、メモリー容量が4GBしかない「LIFEBOOK SH90/T」では、実際に割り当てられているビデオメモリーがかなり少なくなっていると思われる

 「PCMark 8」では、それぞれ以下の表のような結果となった。全体的に「LIFEBOOK WS1/T」のほうがスコアで15~25%程度上回っているが、これは「LIFEBOOK WS1/T」が最上位のパーツを選んだ「最強構成」であるため。「LIFEBOOK SH90/T」でも、日常的な作業には問題ないスコアが出ている。

「PCMark 8」ベンチマーク結果
LIFEBOOK SH90/TLIFEBOOK WS1/T
Home conventinal 3.020792654
Creative conventinal 3.021942547
Work conventinal 2.025403091

「PCMark 8」の「Home conventinal 3.0」ベンチマーク結果。上が「LIFEBOOK SH90/T」、下が「LIFEBOOK WS1/T」



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(次ページ、「ゲームで遊ぶならメモリー容量は大きいほうが有利」に続く)

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