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Dropbox、SugarSync、Googleドライブ、OneDrive、iCloud Drive

SugarSync難民向け!? 次に使いたい「クラウドストレージ」5選

2015年05月06日 15時00分更新

文● 二瓶 朗 編集●村山剛史/ASCII.jp編集部

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15GBのフリー容量が魅力「Googleドライブ」

Googleドライブのサービス概要
サービス名 Googleドライブ
URL http://www.google.com/intl/ja/drive/
無償プラン 15GB
有償プラン 100GB:1.99ドル/月、1TB:9.99ドル/月、10TB:99.99ドル/月、20TB:199.99ドル/月、30TB:299.99ドル/月
主な機能 スマホ対応(iOS/Android)、自動アップロード、PC間同期、フォルダー共有、パブリックリンク公開、ウェブオフィス機能、写真サムネイル表示(Googleフォト連携)、音楽ストリーム再生

 「Googleドライブ」はその名の通り、Googleの提供するクラウドストレージサービスだが、魅力は無償で利用できる15GBというストレージ容量だ。

 サービスの操作体系は、Dropboxとほぼ同一で、ローカルストレージの専用フォルダーがクラウドストレージと自動同期し、複数のPCやスマホでファイルを共有できるというタイプだ。

 本サービスならではの特徴としては、クラウドストレージに保存されたOffice系の文書やPDFファイルなどを、Googleドキュメントを利用して開けること。Office文書を共同編集するようなグループ作業での共有に特に向いているサービスと言えるだろう。

 無償サービスでも十分と言えば十分なのだが、より大容量を必要とする人には100GB(月額1.99ドル)からの有料プランも用意されている。最大で30TB(月額299.99ドル)まで利用できる。

ウェブブラウザーからGoogleドライブにアクセスしたところ。Office系ファイルはGoogleドキュメントを使うことで、ブラウザー上でそのまま編集できる

ローカルの「GoogleDrive」フォルダー。ここがクラウドストレージと自動同期されていく

もちろんスマホアプリ(Android)からもアクセス可能。スマホで撮影した画像はGoogleフォトにアップロードされ、Googleドライブで同期できる

iOS(iPhone)版のクライアントアプリ

マイクロソフト純正のクラウドストレージ「OneDrive」

OneDriveのサービス概要
サービス名 OneDrive
URL https://onedrive.live.com/
無償プラン 15GB
有償プラン 100GB:190円/月、200GB:380円/月、1TB:1274円/月(Office 365 Soloを含む)
主な機能 スマホ対応(iOS/Android)、自動アップロード、PC間同期、フォルダー共有、パブリックリンク公開、ウェブオフィス機能、写真サムネイル表示、動画ストリーム再生

 「OneDrive」は、かつてSkyDriveと呼ばれていたもの。Windows 8.1にはクライアントアプリがインストールされていて、いわばWindowsの標準機能とも言えるクラウドストレージサービスだ。

 Windows 8.1にログオンするとき、ローカルアカウントではなくMicrosoftアカウント(旧・Windows Live ID)を使えば、OneDriveを利用するときにIDやパスワードなどの入力は不要となり、ローカルフォルダーと同じ感覚でクラウドストレージを利用できる。

 無償プランの容量は15GBと、Googleドライブに匹敵するサイズだが、スマホアプリからの写真の自動バックアップを許可すると、さらに15GBの容量を獲得することが可能。もちろん友達を招待することでも容量アップが可能だ(1人あたり500MB、最大+5GB)。

 またGoogleドライブ同様にクラウドストレージ上のOffice系ファイルをMicrosoftのウェブアプリ「Office Online」で開いたり編集したりできる。ファイルを共有すれば、チームでの編集作業も可能と、OneDriveもまたビジネス利用に向いたサービスと言えるだろう。

 なおMicrosoftが提供するサービスではあるが、iOSはもちろん、Mac OS Xにも対応する。それぞれに専用クライアントアプリが提供されている。

ウェブブラウザーからOneDriveへアクセス。自分のクラウドストレージの内容が、タイル表示される

クラウドストレージ上のOffice系ファイルは、Office Onlineアプリ(ここではExcel Online)で開いて編集も可能

Android版専用アプリ。Office系ファイルは「Mobile Office」で開き、編集することもできる

iOS(iPhone)版の専用アプリ。使い勝手は良好

(次ページでは、「Appleもクラウドストレージに参入「iCloud Drive」」)

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