このページの本文へ

液体窒素フォンデュとアイスを試食! オリオスペックで極冷OCデモを実施

2015年04月18日 23時40分更新

文● ASCII.jp/北村

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 オリオスペックで「来て見て触って極冷OC体験会」が開催された。オーバークロッカーの清水氏が、液体窒素を使った奇抜な方法で、極冷オーバークロックをデモンストレーションするイベントだ。

オリオスペックで開催された「来て見て触って極冷OC体験会」。デモ用のPCは清水氏が飼っている猫がデザインされている。電源を入れると目が光るなど、わりと芸が細かい

オーバークロックとアイス作り
どっちがメイン?

 イベントが始まり、さっそく液体窒素を使った極冷デモを始めると思いきや、清水氏が取った行動はあまりにも予想外だった。PCの電源を入れても一向に冷却する様子がない。そして取り出したのは板チョコ。本来液体窒素を入れるためのカップに、なんとこの板チョコを躊躇なく投入していったのだ。

液体窒素ではなく、板チョコを冷却カップに投入!チョコが溶けたところで、牛乳や卵を加えていく

 カップの中で熱せられたチョコが溶け、甘~い香りが会場を満たす。さすがにこれには会場で見ていた人から驚きの声が上がる。清水氏いわく、いわゆる暖機運転だという。CPUの熱でカップを温め、CPUグリスをよくなじませるための下準備とのこと。

 チョコを溶かしたのは、CPUを冷却するついでにアイスクリームを作るからだそうだ。説明しながらクリーム、牛乳、生卵、バニラエッセンスなどを次々とカップに加えていく。

バニラエッセンスまで入れる凝りようだカップの中は、まるでホットココアのような状態

 ここでようやく液体窒素の登場だ。一気に液体窒素を注ぎ冷却していく。カップの中をかき混ぜてアイスを作りつつも、しっかりと温度管理とオーバークロックの設定をしているあたりが実に見事だ。

液体窒素を注ぎながら、かき混ぜる清水氏。オーバークロックではなくアイス作りに夢中しばらくすると、立派なチョコアイスが完成! しかも美味!

 マシンが冷えたところで、本格的なオーバークロックを開始。清水氏の本領発揮だ。カップにチョコアイスが入ったままの状態で「Core i7-4770K」を6.6GHzまでオーバークロックしてみせた。

「液体窒素を入れてもアイスが冷えるだけでCPUが冷えない!」とぼやきつつも、Core i7-4770Kを6.6GHzまでオーバークロックしたこの時のアイスの状態。アイスクリームではなく、もはやクラッシュアイスになっている

カッチカチに凍ったお菓子!
液体窒素フォンデュを楽しむ

 イベントの第2部では、一般参加のユーザーが極冷オーバークロックに挑戦できる体験会と、液体窒素で凍らせたお菓子の試食会が実施された。

第2部では、清水氏の指導のもと、参加者が実際に極冷を体験できるOC体験会が開かれた。普段はデモを見るだけの極冷オーバークロックを、自分で試せるとあって参加者は大盛り上がり
一方その隣りでは、スナック菓子を液体窒素に浸して食べる「液体窒素フォンデュ」を開催。ポップコーンに液体窒素を注ぐと、まるで出来立てのような香ばしい香りが立ち込めた。凍らせたキャラメルコーンは、キャラメルの甘さが抑えられ、味がマイルドに!
揚げ物を作るかのようにマシュマロを液体窒素に浸すと、あっという間にカッチコチに。割り箸で突くとマシュマロが割れた! それを食すと、表面がカリカリで中がフワフワ。まるでたこ焼きのような食感だった
冷やしても凍らせてもおいしいとパッケージに書いてあるカントリーマアム。実際に凍らして食べると、カントリーマアム特有のしっとり感がまるでなく、せんべいを食べているようだった
ポッキーは、液体窒素に浸すとチョコが割れて剥がれ落ちるこちらはグミキャンディ。冷やしすぎるとガラスのように割れてしまう
うまい棒とオレオの液体窒素漬け。うまい棒はフワフワサクサク感が増し、オレオはクリームが固まりクッキー部と分離してしまった

液体窒素は楽しい!
決して敷居は高くない

 写真を見ているとかなり無茶なイベントに感じるかもしれない。実際無茶なイベントなのだが、これは液体窒素の取り扱いを熟知した清水氏の監修と指導があって実現できたものだ。

液体窒素というと危険物というイメージがあり、一般人は敬遠してしまう。そこで清水氏が口に含んで吹いたり、自身をオーバークロックするために頭から液体窒素をかぶるなどのパフォーマンスを披露。液体窒素は怖いものではなく誰でも扱えるものだと、参加者にアピールした

 火傷の危険もあるので、これを見様見真似で実践することはおすすめしない。だが、取り扱いを間違えなければ、液体窒素を使うのは非常に楽しい。やはりなにかを教えるときに、楽しさを伝えるのは非常に大事なことだ。それは参加者の笑顔からも実感できた。これをきっかけに自作PCやオーバークロックに興味を持つ人が増えることを願いたい。

【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事
ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中