最新端末を丸裸！　スマートフォン定点観測 第125回

LG／京セラ／富士通、3万円台の格安LTEスマホ！ そのスペックと料金は？

mineoのLUCEが最安でリード
3機種とも2年間、合計7万円台から使える！

　では次に2年間のトータルコストをチェックする。今回から端末代、月額使用料、ともに税込表記とした。ただし本来は個別に税込をするのではなく、月額の合計額に消費税を掛けて請求しているので、本来の請求額とは若干違いがある（小数点以下切り捨てのため）。

　各社の通話ができる高速通信付き最安プランを選択し、ほとんどの人が適用されるキャンペーンの値引きは加味した。以下の通りとなる。

	ワイモバイル「Spray」	mineo「LUCE」	楽天モバイル「ARROWS M01」
新規契約 （実質／一括）	3万3696円／ 3万3696円	3万6288円／ 3万6288円	3万9657円／ 3万9657円
機種変更 （実質／一括）	3万3696円／ 3万3696円	―	―
PHSからの機種変更（実質／一括）	2592円／ 3万3696円	―	―
MNP （実質／一括）	1万5552円／ 3万3696円	3万6288円／ 3万6288円	3万9657円／ 3万9657円
基本使用料	スマホプランS	デュアルタイプ 1GB	3.1GBパック
	3218円	1576円	1728円
通話料	20円／30秒（10分以内／月300回まで定額）	20円／30秒	20円／30秒
Web接続	上記に含まれる	上記に含まれる	上記に含まれる
	―	―	―
パケット定額	上記に含まれる（1GB）	上記に含まれる（1GB）	上記に含まれる（3.1GB）
	―	―	―
主なキャンペーン	―	基本料割引キャンペーン（3ヵ月分）	楽天ポイント付与＋楽天でんわ申込ポイント付与
		－1976円	－3500円
2年間トータルコスト	7万9824円 （PHSから機種変更）	7万2132円 （新規、MNP）	7万7629円 （新規、MNP）

　最安はmineoのLUCE。本体代金こそSprayに少しだけ負けるが、月額料金が安く、4月30日まで「基本料割引キャンペーン（610円×3ヵ月）」もある。なお割引額を「ー1976円」としたのは、消費税分も割引に反映されるため。

　さらにmineoの場合、5月1日から「500MB」のプランが始まり、これで最安のデュアルプランは「月1414円」とさらに安くなる。

　続くのは楽天モバイルのARROWS M01。こちらはスマホ本体が3万9657円と4万円近いものの、高速通信の容量が3.1GBと大きく、さらに楽天ポイント分を割引と考え、結果2年で7万7629円となった。

　ワイモバイルはMVNOの2機種には負けたものの、PHSを持っているユーザーはスマホへの機種変更が得になっている。また1回10分以内／月300回までの国内通話定額も付いてきて、主要キャリア並のサポートもある。この料金は安いと言えるのではないだろうか。