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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第401回

「OLYMPUS AIR A01」+猫じゃらし+自撮り棒で猫を釣る!

2015年04月10日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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自作の“猫撮り棒”で猫は釣れるか!?

 さてここからが本題。

 猫を撮るといっても、棒につけたカメラを差し出しただけだと、いぶかしげな顔をされるだけでちょっと芸がない。もうちょっと面白い写真にしたい。

 もしかして、これと猫じゃらしを組み合わせたら、猫撮り棒が「猫釣り棒」になるんじゃないか?

 というわけで、作ってみた。「猫釣り棒」。

AIR A01と9-18mmの広角ズームと自撮り棒と猫じゃらしを組み合わせてみた、「猫釣り棒」こと「猫撮り棒2.0」である

AIR A01と9-18mmの広角ズームと自撮り棒と猫じゃらしを組み合わせてみた、「猫釣り棒」こと「猫撮り棒2.0」である

 要するに、自撮り棒に猫じゃらしを輪ゴムで固定しただけです。何の手間暇もかかってない上にしょうもなくてすみません。

 強いて工夫を上げるとすれば、広角ズームレンズ。9-18mmの超広角ズーム。その方が迫力がでるし、猫が多少動いてもなんとか収まってくれるのだ。

 逆に標準ズームの広角側だと画角が足りなくて、猫が動いたときに画面からはみでちゃうのだ。

 このシステムはうまくいくか。もちろん試したのである。

 日陰でくつろいでる猫に向かって、猫釣り棒をそっと差し出してみた。猫がうまく釣られてくれるかドキドキの瞬間が、前ページ冒頭写真だ。猫じゃらしの先っぽが写ってるのがミソ。

 うーむ。猫はまったく興味なさげではないか。めんどくさいな、って顔をされちゃったではないか。なんてこった。

 だがしかし、ここで油断してはいけないのだ。どうでもよさげな顔をしていながら、一瞬でばっと襲いかかるのが猫なのである。その緩急が猫なのである。

 その一瞬が勝負なのだが、AIR A01はWi-Fiでスマホからコントロールする分、どうしてもタイムラグが大きく、一瞬の勝負にはまず勝てない。

 そこでカメラを連写モードにし、猫が反応しそうだと思ったら、先を読んですかさず連写するのである。

 猫が動きそうだと思ったら連写! あ、釣れた!

表情を変えずにぐわっと大振りの猫パンチをくらわそうとする瞬間をゲット(2015年3月 OLYMPUS AIR A01)

表情を変えずにぐわっと大振りの猫パンチをくらわそうとする瞬間をゲット(2015年3月 OLYMPUS AIR A01)

 めでたしめでたし。

 ほんと、表情ひとつ変えずにばっと前足が出てくるところがもうたまらんですわ。

 超広角じゃないと肝心なところがはみ出ちゃう、って意味がこれでわかってもらえたかと思う。

 結局のところ、ベルボンのCVSS-6はもうすっかり、猫撮り棒である。自撮り棒は自分を撮るためだけにあるのではないのだ。

 AIR A01のような小さなカメラはこのように工夫次第でいくらでも遊べるので、カメラで遊びたい方はぜひ。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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