4月9日、ヤマハはWeb会議用のUSBスピーカーフォン「FLX UC 500」を発表した。同社が2014年に買収した米国の通信・音響機器メーカーRevolabs(レボラブス)の製品を初めて国内市場に投入する。

米RevolabsのUSBスピーカーフォン「FLX UC 500」
今回発表された「FLX UC-500」は、6人程度の中規模のWeb会議用のUSBスピーカーフォン。会話の聞き取りやすさを重視した2基(ツイッター、ミッドウーハー)の高音質スピーカーと、360度の集音が可能な4基の高性能マイクを搭載する。4基の内蔵マイクにそれぞれエコーキャンセラーを搭載し、耳障りなエコーを除去。快適な双方向通話を実現するという。
電話接続や切断、音量の調整はボタン操作可能。Windows用のユーテリティが用意されており、本体の操作のほか、ログの収集やファームウェアのアップデートなども可能になっている。サイズは150(W)×123(H)×150(H)mmで、重さは1kg。
同社は「Project Phone」のブランドでWeb会議用のマイクスピーカーを提供しているが、今回発表されたUC500は4名程度をサポートする「PJP-20UR」の上位モデルに当たる。希望小売価格は6万円(税抜)で、発売は4月下旬になる。
