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Core i7、8GBメモリーなどハイスペック構成で快適なゲームプレイが可能

GTX980M搭載、「ALIENWARE 17」は最高クラスのゲーミングノート! (2/3)

2015年03月17日 11時00分更新

文● 松野/ASCII.jp

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ノートでも大画面、インパクトある発光機能も健在

ALIENWAREらしい独特のデザインが目を惹く

 最新モデルのALIENWARE 17は、炭素繊維を含む骨格とアルミニウムで形成された新型シャーシを採用し、従来モデルに比べて筐体の厚さを30%も減らしているのが特徴だ。天板の近未来感のあるスリットやLED発光部分、宇宙人の顔を模したエンブレムなど、デザイン自体は従来モデルを踏襲している。

左側面には電源コネクター、セキュリティースロット、USB 3.0端子、オーディオ出力端子、ライン入力端子を備える

右側面には有線LANポート、USB 3.0×2、マルチカードリーダーを搭載

 サイズは幅430×奥行291.9×高さ34.4mm(概算値)、重量は約3.78kg。ノートPCとしては非常に大きい部類に入る17型なので、頻繁に持ち運ぶ用途にはマッチしない。基本的には、据え置きノートとして活用することになるだろう。

ディスプレーは17.3型ノングレア。オプションでグレア液晶も選択可能だ

 ディスプレーは17.3型のノングレア IPS液晶(1920×1080ドット)。ノングレア液晶は根強い人気があり、ゲームによっては頻出するだろう暗めの場面でも画面への映り込みが少ないため、没入感を高めることに一役買ってくれるはずだ。このあたりは好みもあるが、発色が鮮やかになるグレア液晶の方がいいという人は、オプションによりグレア液晶の選択も可能(上位モデルの「プラチナ」「スプレマシー」にはグレア液晶が標準搭載)となっている。

キーボードはフルサイズで、マクロキー・テンキーつき。アイソレーションタイプではなく、デスクトップ用キーボードに近い設計。トラックパッドも発光するのが面白い

 キーボードはフルサイズで、マクロキー・テンキーつき。右側シフトキー下の方向キーの配置を一段落とすことにより、エンターキー周辺の配置に余裕が生まれる設計を採用している。近年ノートPCで流行しているアイソレーションタイプではなく、デスクトップ用キーボードに近い設計で、キーストロークの際にもしっかりした手ごたえが感じられるのもポイント。マクロキーとなる「Alienware TactX」キーは9つで、専用アプリ「Alienware Command Center」からそれぞれにキー入力やショートカット、テキストブロックなどを割り当てられるほか、左上のマクロ切り替えキーにより3種類のプリセットを利用できる。頻繁にプレイするゲームごとに設定を用意しておけば、快適なプレイが楽しめるだろう。

背面にはMini-DisplayPort、HDMI端子、ALIENWARE Graphics Amplifierとの接続ポートを備える

 外部接続端子はUSB 3.0×4、Mini-DisplayPort、HDMI端子、有線LAN端子、マルチカードリーダー、セキュリティースロットなどで、無線規格はIEEE 802.11acに対応する。本体背面には外付けGPUドック「ALIENWARE Graphics Amplifier」との専用接続ポートを備えており、オプションとしてALIENWARE Graphics Amplifierを購入すれば、デスクトップPC用のグラフィックカードの利用も可能だ。ただ、内蔵のGeForce GTX 980Mは非常に高性能なため、単独でも現在リリースされている多くのゲームを快適にプレイできる。ごく一部の超ハイエンドなゲームをプレイする場合や、将来的にスペックが不足してきた場合でない限り、連携の必要性は薄いかもしれない。

発光機能はAlienware Command Centerから設定可能

 また、ALIENWAREシリーズならではのインパクトある筐体の発光機能も健在だ。ALIENWARE 17はキーボードやトラックパッド、電源ボタンなど10ヵ所の発光色やパターンをAlienware Command Centerから設定可能。トラックパッドまで発光するPCはなかなか珍しく、ユニークさを求める人にもオススメできる。設定自体は簡単で、電源接続時、バッテリー駆動時のオン/オフ切り替えなどにも対応しているので、自分好みに設定しよう。

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