合成後にmp4で書き出し
これだけでVRコンテンツが完成
各動画につき左右の2つの動画で重なる箇所へ制御点を打ち込んだら保存しよう。すると「Autopano Video Pro」の“Realtime Preview”に表示されている画面が変化する。
制御点を1ヵ所打つだけでは綺麗な全天球動画として合成できないため、この作業を何度か繰り返し行なうことになる。
合成のポイントが決まったら、最後にmp4ファイルとして書き出す。編集するために押した“Edit”の隣りにある“Render”ボタンをクリックすると、書き出し用のウインドウが開く。
「Oculus Rift DK2」での視聴を前提にしている場合は、デフォルトの設定でも問題ないので、下段のメニューから“OK”を押せば、4つの動画を合成したmp4ファイルの書き出しが始まる。
ソフトの価格が少々張るのが難点だが、気軽に実写の全天球動画を作れることが、これで理解できたはずだ。次回は、VR動画作成に最適なマシンスペックを調べてみよう。
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