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多彩な機器をつなげるのがWindowsのメリット

組み合わせるとすごい、周辺機器でYoga Tablet 2を強化

2015年02月18日 09時00分更新

文● きゅう、編集●ASCII.jp

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変換ケーブルは必須アイテム、無線HDDという手も

 タブレットとして考えた場合、YOGA Tablet 2 with Windowsのスペックには大きな不満はないだろう。しかしパソコンとして本格的に使う、特にクリエーションをしたり、コンテンツを持ち運びいろいろな場所で楽しみたいと考えると、少し物足りなく感じる面もある。

 YOGA Tablet 2 with Windowsのスペックを考えた場合、まず最初に強化したいと考えるのはストレージではないだろうか。標準状態での空き容量は20GB強(10.1型Wi-Fiモデル)。

 無線LAN機能を備えるので、通信が確保できる場所であれば、NASやクラウドサービスと連携できる。動画や写真、あるいはハイレゾを含む音楽ファイルであれば、内蔵ストレージを使わなくてもある程度、快適に使えるはず。しかしカメラは高画素化の一途をたどっているし、ハイレゾの音楽になるとアルバム1枚で数GBというのも珍しくない。パソコンとして本格的に使うとなると、やっぱり心配だ。

Micro-USBをフルサイズUSBに変換するケーブルは最初に入手したいアイテムだろう。

無線LAN接続に対応したバッファローの「HDW-PDU3」。スマホやタブレットとも連携できるので持っていると便利なアイテムだ。

 容量を増やす、選択肢としては2つあり、ひとつは本体のUSB端子を利用する方法。本体にあるのは、Micro-USB端子であるため変換ケーブルが必要だが、充電だけでなくホストにもなれる(周辺機器を接続できる)。変換ケーブルは10cm程度のショートケーブルが、量販店や大手のショッピングサイトなどで500~600円ほどで手に入る。ショップによってはもっと安い場合もある。

 まずはこれを入手したい。標準状態ではUSBメモリーの接続にも四苦八苦してしまうので、ぜひポケットに忍ばせておきたいケーブルだ。ただし、充電兼用なので、ストレージをつないで大量のファイルを転送するとなると、バッテリー消費がちょっと心配だ。

 そこであると良さそうなのが、無線接続が可能なポータブルHDDだ。バッファローの「HDW-PDU3」シリーズなど、無線LAN接続が可能なポータブルHDDを利用する方法だ。本機のようなタブレットの外部ストレージとして利用できることに加え、DTCP-IPにも対応していたりするので、TVやレコーダで録画した番組を出先で視聴することもできる。持っておくと便利な機器だ。

MeoBank SD HSは、SDカードを無線でとばせるほか、USB端子や有線LAN端子なども装備。かなり多機能に使える。

 同様に本体にはmicroSDカードスロットを持つが、デジカメなどとの連携を考えているのなら、加賀ハイテックの「MeoBank SD」シリーズなど無線接続に加え、USB接続やモバイルバッテリー機能を持つ製品があるので、持っておくと安心だ。

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