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あの「リアル車将棋」を生で観てきた完全レポート!

2015年02月15日 15時00分更新

文● 松永和浩 写真●松永和浩 編集●末岡大祐/ASCII.jp

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ニコ生最高瞬間視聴者数55万人!
累計視聴者のべ2500万人以上の驚くべき将棋イベント

 ニコニコ動画「電王戦」とトヨタのコラボレーションによる、本物の自動車を駒に使った壮大な将棋戦「リアル車将棋」が2月8日、埼玉県の西武ドームで開催された。

 ニコニコ生放送で完全生中継され、終盤に差し掛かる午後7時頃には瞬間視聴者数55万人以上、累計視聴者のべ2500万人以上という、通常の将棋中継ではありえないような視聴者数を記録した。

 この人類史上初、本物の自動車を駒に使った将棋イベントの対戦者は、将棋界のスーパースターで名人・王位・王座・棋聖と将棋界の4冠に輝く羽生善治名人と、将棋界では「関西若手四天王」と呼ばれ、コンピューターと対戦する第3回電王戦で史上初コンピューターに唯一勝利したプロ棋士である豊島将之七段。

羽生善治名人

豊島将之七段

 この対戦する両名、羽生名人と豊島七段は9月から行なわれた第62期王座戦五番勝負で、四番勝負までまさに五分、2014年の10月23日に行なわれた五番勝負で羽生名人に対し、豊島七段が惜敗するという過酷な戦いを繰り広げた間柄。この両名を見てもリアル車将棋はガチンコ勝負となる。

 午前10時からニコニコ生放送の中継が始まると、それと同時にオープニングセレモニが開始される。羽生名人が駒として使用するトヨタの過去の名車の紹介が行われると、いよいよ豊島七段が駒として使用する現行車種が登場。先ずは歩兵であるヴィッツのパレードから始まった。

角行であるFCVのMIRAI、玉将であるクラウンアスリートなどが続々と入場する

クルマの駒が配置につくと、羽生名人、豊島七段、そして各陣営のドライバーチーム監督とサポートする棋士が登場。先ずは挨拶の後、この巨大な盤面上で、先手と後手を決める振り駒が行なわれる

その振り駒を行う元ヤクルト監督の古田敦也さんがウィングレットに乗って登場!

実業団時代にはトヨタ自動車に在籍していた古田敦也さん。趣味の筆頭に将棋と書くほどの将棋好きで、なんとアマチュア三段。また華麗なクルマ遍歴の持ち主でもある

その振り駒の結果、先手は豊島七段に決定した

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