T教授の「戦略的衝動買い」 第318回

（個人的に）ケーブル運用管理最優秀賞のモバイルバッテリーを衝動買い！

ケーブルマネージメントが秀逸な
「レトコンバッテリー＆カードリーダー」

オチャラケ商品だが、USBモバイルバッテリーに必要なモノはよく理解している

　今回、筆者が衝動買いした長～い商品名の「レトコンバッテリー＆カードリーダー」（以降：レトコン）は、クラシカルなゲームコントローラーの雰囲気を持ったUSBモバイルバッテリーとmicroUSBカードリーダーの2つの機能をハイブリッドした商品だ。

　レトコンのコントローラーボタンの5つのうち、実際に稼働するのは右端の「A」ボタンのみで他のボタン類は非稼働のダミーボタンだ。

5つの内蔵LEDライトでバッテリー残量や接続状況がひと目で分かる

　このボタンはスマホなどとケーブル接続しても充電開始しない場合のスタートボタンと、充電池の残量を表示させるための残量確認ボタンの2つの機能を担っている。

microSDカードを挿入可能。カードスロットのないモバイルPCなどでも役立つ

昨今、出番の多いmicroSDカードを変換アダプターを経由せずに挿入できる

筆者はSDメモリーカードスロットのない愛用のChromebookで有効活用している

　本体側面の端っこにはmicroSDカードのスロットが1つ用意されている。スマホやタブレットとの接続機能はないが、昨今はSDメモリーカードスロットやmicroSDカードスロットがないモバイルChromebook系やモバイルPCが増えており、その外部microSDカードリーダーとなる。

給電用のmicroUSBケーブル、充電用のUSBケーブルの2本を左右側面に収納

指先で左右にスライドさせるだけで、ケーブルは簡単に本体から離脱する

　そしてレトコンの最大の特徴は、前述したケーブルマネジメントの卓越性だ。レトコン本体の長辺の左右に給電用のmicroUSBケーブルと充電用の標準サイズのUSBケーブルがインテグレートされている。つめ先で各ケーブルのコネクター部分を横に軽くスライドさせるだけで、レトコン本体からケーブル部分が離脱する仕組みだ。

本体バッテリーへの充電は標準USBケーブルを引き出し、USB・ACアダプター経由で行なう

microUSBポート搭載のスマホやタブレットには外部ケーブル不要で即給電可能

iOSデバイスへの給電は、ダイソーの変換アダプターでまったく問題なし

　壁面に挿入したUSB・ACアダプターからの給電も、microUSBポートを装備したスマホやタブレット機器への給電も、レトコン本体だけでどこでも対応できる。iOS系の機器への給電は、ダイソーで購入した100円のmicroUSB変換アダプターで問題なく行なえた。

次ページへ続く、「ケーブルを自慢したい人も大丈夫！」