このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第116回

2万円台のLTE対応格安スマホ、スタミナは十分!?

2015年01月19日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

LTE対応格安スマホ・2万円台対決は
freetel XMが総合で勝利!

今回のスタミナテストではfreetel XMとKC-01の一騎打ち。YouTubeの2時間連続再生でわずかにリードし、細かな機能でもfreetel XMのほうが面白いものがあったので勝利と判断。総合でも2勝でfreetel XMを今回の勝利端末とする。コスト面でも一番安い機種だったこともあり、コストパフォーマンスは抜群と思って良いだろう。

 Ascend G620Sは筆者の挿したSIMの問題もあったのか、スピードチェックとスタミナチェックで泣いた。ただ機能だけを見れば、他の2機種を大きく引き離している印象。「安く、ハイスペック機並にいろいろな機能を使いこなしたい」のならオススメだ。

 KC-01はコンパクトなスマホ、しかもUQ mobileのSIMが絶好調でスピードチェックで圧勝。操作性は抜群なので、ストレスなく片手操作でスマホを使いたい人には1番だ。他のテストでも悪い結果は少なく、動作も安定していた印象。料金面では他の2機種に負けたが、やはりコスパは随分と良い。

 2万円台というLTE対応としては、非常に安価なスマホでの比較だったが、総じて「確かにハイスペック機よりは劣る」が「料金を考えると十分だ」というのが結論。料金との合計で、2年で10万円以上安くなるこの3機種は節約派のユーザーにぜひ検討してもらいたい。

 次回以降はドコモ、au、ソフトバンクの最新VoLTE対応端末を比較する予定だ。またVoLTEだけでなくそれ以外の部分も気になるところ。今度はハイスペック同士の戦いになるだけに、素晴らしいテスト結果を期待したい。


前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン