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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測第116回

2万円台のLTE対応格安スマホ、スタミナは十分!?

2015年01月19日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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 LTEに対応していながら2万円台で購入できる格安スマホ。その比較を続けてきたが、最後となる4回目はスタミナチェック。ハイスペック機種と比べるとバッテリー容量は小さいが、実際のところはどうだろうか?

ファーウェイ「Ascend G620S」京セラ「KC-01」freetel「freetel LTE XM」

Ascend G620S、KC-01、freetel XM
3機種それぞれ1勝で迎えた4回目

 2万円台(税抜)で購入できる格安スマホを比較してきた本連載。ファーウェイ「Ascend G620S」、UQ mobileが提供している京セラ製の「KC-01」、freetel「freetel XM FT142D」の3台だが、料金チェックでfreetel XM(関連記事)、スピードチェックではKC-01(関連記事)、カメラ比較ではAscend G620S(関連記事)とそれぞれ1勝である。

 あらためて主なスペックをおさらいしておこう。

  Ascend G620S KC-01 freetel LTE XM FT142D
メーカー ファーウェイ 京セラ プラスワン・マーケティング
本体サイズ 約72.1×142.9×8.5mm 約64×127×11.1mm 約70.4×142.3×7.8mm
重量 約160g 約133g 約132g
画面サイズ 5型 4.5型 5型
画面解像度 720×1280ドット 540×960ドット 720×1280ドット
OS Android 4.4.4 Android 4.4.4 Android 4.4.2
CPU クアッドコア 1.2GHz クアッドコア 1.2GHz クアッドコア 1.2GHz
ROM/RAM 8GB/1GB 8GB/1.5GB 16GB/1GB
メモリーカード microSDHC(32GB) microSDHC(32GB) ×
下り最大通信速度 150Mbps 100Mbps 150Mbps
LTE対応周波数 2GHz/1.7GHz/
800MHz
2GHz/800MHz 2GHz/1.7GHz/
800MHz
キャリアアグリゲーション × × ×
VoLTE × × ×
無線LAN 2.4GHz対応 2.4GHz対応 2.4GHz対応
テザリング ○(最大8台) ○(最大10台) ○(最大8台)
カメラ画素数 800万画素CMOS
(裏面照射型)
800万画素CMOS
(裏面照射型)
800万画素CMOS
インカメラ 200万画素CMOS 200万画素CMOS 100万画素CMOS
防水/防塵 ×/× ○/○ ×/×
ワンセグ連続視聴 × × ×
フルセグ連続視聴 × × ×
FeliCa × × ×
赤外線通信 × × ×
NFC × × ×
Bluetooth 4.0 4.0+LE 4.0
MHL(HDMI) × × ×
Miracast × ×
SIM形状 microSIM microSIM microSIM
バッテリー容量 2000mAh 2000mAh 2300mAh
Qi × × ×
カラバリ ブラック、ホワイト ブラック ブラック、クリスタルホワイト

 バッテリー容量は2000mAh、2000mAh、2300mAhと、最近のハイスペックスマホと比べると見劣りする数字。しかしOSはAndroid 4.4で、ディスプレーも小さめだ。バッテリーに影響がありそうな余計な機能も少ないはず……。バッテリーに加えて、独自の機能や小技を比較し、この3機種でのNo.1を決める。

YouTubeの2時間連続再生では
勝者はfreetel XM

 最初のスタミナチェックはYouTubeの2時間連続再生テスト。満充電にした3機種を、同じ場所、同じ時間に再生し続ける。

 従来はLTE通信でこのテストを行っているが、格安スマホということを考えると、挿すSIMカードも格安SIMの可能性が高い。となると動画はWi-Fi接続で見る人が多数だろう。

 そこで今回はWi-Fiで2時間再生し続けることにした。他の設定は音量は中くらいに手動で調整し、明るさセンサーは自動。同じアカウントで同期し、GPSを有効にしたうえで、Bluetoothはオフ。他の設定は初期状態のままとした。なおバッテリーの消費経過はアプリの「Battery Mix」で行なっている。

  Ascend G620S KC-01 freetel XM
2時間視聴後の
バッテリー残量
67% 67% 70%

 結果はfreetel XMの勝ち。3%リードし残量は70%。Ascend G620SとKC-01は残量67%で並んだ。

 歴代機種のなかでは70%台で“標準的”という印象。60%台になると若干バッテリーが持たないという感じになる。やはりバッテリー容量が小さい3機種だけあって、最新のハイスペック機種ほどではないようだ。しかし特別に悪いというほどでもなく、価格を考えると十分と思う。

カメラ、Kindle、ナビでは
KC-01が最後に逆転する

 続いて、複数機能を使ったときのバッテリー消費を見てみよう。まずはカメラで静止画50枚、動画を10分撮影、そのままWi-FiでKindleをインストールし、電子コミックを1冊読み、さらに外出して30分間GPSを使いマップでナビを行なう。

 なお外出時は、Ascend G620Sがb-mobile、KC-01はUQ mobile、freetel XMはfreetel mobileのSIMを挿している。こちらも「Battery Mix」で記録した。

  Ascend G620S KC-01 freetel XM
カメラ撮影後 91% 93% 96%
電子書籍1冊 85% 93% 96%
マップ30分 67% 82% 81%

 カメラの撮影、Kindleの終了時点ではfreetel XMが少しずつリードをしていたが、マップのナビで消費が大きく、最終的にKC-01が1%上で逆転した。

 KC-01は最後のマップでの電池消費が4%と小さく、おそらくLTEの通信が快適なので有利だったのでは? と想像している。スピードチェックのときも大変快適で、このテストも同じ週(年末年始)に行なっている。

 逆にAscend G620Sはマップでいきなり残量67%となってしまった。スピードチェックのときもそうだったが、LTEのエリアのはずが3Gにつながることもあり、動作も若干不安定で再起動が起こったのが気になるところ。

 これについてはどうも挿している筆者のSIMが原因の部分もあるかもしれない。しかし替えのSIMも無く、Ascendの結果は3位となっている。

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