格安スマホとは思えない充実の機能
Ascend G620S
最後にそれぞれの機種の細かな機能や設定を見ていく。Ascend G620Sは格安スマホとはいえ、機能が豪華。
まず「端末マネージャー」を使うと、メモリーの解放やストレージの消去(キャッシュや使用していないアプリの消去)、省電力設定(ウルトラ省電力モードあり)、迷惑フィルターを用意。
本体の設定にある「テーマ」では、ホーム画面の背景はもちろん、アイコン、フォント、着信音をまとめてカスタマイズができる。シニア、初心者向けの「シンプル」ホームもある。
着信拒否設定(許可番号のみ着信)、通知パネルのカスタマイズ、モーションコントロールによる本体の反転時の消音や、グローブモードを使ったタッチの感度を上げる設定もあり、ハイスペックスマホと比べても機能の充実度では遜色ない。
またMVNOの利用者向けにAPNの設定ガイドがPDFファイルで用意しているのも親切だ。
エコモードはあるが
Android標準機能が中心のKC-01
KC-01では省電力設定として「エコモード」があり、CPUのクロックを制御することが可能だ。通知パネルのカスタマイズや、ロック画面のカスタマイズ(カメラなどのショートカットアイコンを表示)に対応している。
ただし同じ京セラ製のauのURBANOシリーズに見られる、デイリーステップといった独自のアプリは無く、プリインストールアプリはAndroid標準のものが中心である。
独自の機能、設定を用意するも
細かい部分で物足りなさも……freetel XM
freetel XMでは「タスクマネージャー」から起動しているアプリの終了ができるだけでなく、CPUやメモリーの使用状況を確認可能。音楽プレーヤーには「DOLBY」を採用しており、デモで比較できる。
イヤホンを接続すればFMラジオを使用でき、ノートパッドアプリなど一部独自のアプリも用意。また設定メニューには省電力関連の項目は無かった。
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