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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第116回

2万円台のLTE対応格安スマホ、スタミナは十分!?

2015年01月19日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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格安スマホとは思えない充実の機能
Ascend G620S

 最後にそれぞれの機種の細かな機能や設定を見ていく。Ascend G620Sは格安スマホとはいえ、機能が豪華。

 まず「端末マネージャー」を使うと、メモリーの解放やストレージの消去(キャッシュや使用していないアプリの消去)、省電力設定(ウルトラ省電力モードあり)、迷惑フィルターを用意。

端末マネージャーからはメモリーの解放や省電力設定など、端末にまつわるさまざまな機能が利用可能

 本体の設定にある「テーマ」では、ホーム画面の背景はもちろん、アイコン、フォント、着信音をまとめてカスタマイズができる。シニア、初心者向けの「シンプル」ホームもある。

 着信拒否設定(許可番号のみ着信)、通知パネルのカスタマイズ、モーションコントロールによる本体の反転時の消音や、グローブモードを使ったタッチの感度を上げる設定もあり、ハイスペックスマホと比べても機能の充実度では遜色ない。

 またMVNOの利用者向けにAPNの設定ガイドがPDFファイルで用意しているのも親切だ。

シンプルなUIが設定できるほか、格安スマホ初心者向けにAPNの設定方法を解説したPDFを用意

エコモードはあるが
Android標準機能が中心のKC-01

 KC-01では省電力設定として「エコモード」があり、CPUのクロックを制御することが可能だ。通知パネルのカスタマイズや、ロック画面のカスタマイズ(カメラなどのショートカットアイコンを表示)に対応している。

 ただし同じ京セラ製のauのURBANOシリーズに見られる、デイリーステップといった独自のアプリは無く、プリインストールアプリはAndroid標準のものが中心である。

省電力モードの設定や通知領域の設定項目のカスタマイズなどが可能

ロック画面の編集に加えて、国内メーカー製端末らしく伝言メモ機能が

独自の機能、設定を用意するも
細かい部分で物足りなさも……freetel XM

 freetel XMでは「タスクマネージャー」から起動しているアプリの終了ができるだけでなく、CPUやメモリーの使用状況を確認可能。音楽プレーヤーには「DOLBY」を採用しており、デモで比較できる。

 イヤホンを接続すればFMラジオを使用でき、ノートパッドアプリなど一部独自のアプリも用意。また設定メニューには省電力関連の項目は無かった。

アプリの終了やDOLBYによる音響効果設定が可能

FMラジオ機能がちょっとうれしい

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