移行先環境のオプション選択を拡充し、窓口を一本化
サポート終了間近! Windows Server 2003移行支援で富士ソフトとレノボが提携
2015年01月15日 19時35分更新
レノボ・エンタープライズ・ソリューションズと富士ソフトは1月15日、サポート終了が7月15日に迫ったWindows Server 2003を利用中のユーザーに対する移行支援分野で提携することを発表した。
両社の持つ移行支援体制を相互に活用し、迅速かつ安全な移行の促進と、様々な移行先環境のオプションの選択を可能にし、それを単一の窓口で相談・依頼を行えるようにするのが狙いだという。
すでに両社は移行に関する取り組みを始めており、富士ソフトは昨年7月にWindows Server 2003サポート終了に関する特設サイト「らくらくサーバー移行コンシェルジュ」を開設。8月には「速く」、「簡単」、「低コスト」でWindows Server 2003 環境を移行できるとしている「らくらくアップグレード for Windows Server 2003」の提供を開始している。
このらくらくアップグレード for Windows Server 2003は、アップグレード後の仮想サーバーイメージを提供するソリューション。これを、レノボが提供する製品やソリューションと組み合わせることで、最新IT環境への移行を促進する。
レノボ・エンタープライズ・ソリューションズは、移行を支援する体制として、2014年12月に秋葉原の本社内に「Lenovo Windows EOS駆け込み寺」を開設。ユーザーのIT環境を診断し、パートナーから提供される各種移行支援ソリューションの中から最適なものを提案している。
今回の提携により、富士ソフトのらくらくアップグレード for Windows Server 2003をソリューションメニューとして追加。ユーザーは数あるソリューションの中から、自社環境に適したものを選択できるようになる。