今年で6回目を迎えた東南アジア最大級のアニメコンベンション「Anime Festival Asia」(以下、AFA)が、サンテック・シンガポールコンベンションセンターで12月5日から7日まで開催された。
年々参加者は増加の一途をたどるAFA。開催地のシンガポールを始め、隣国のマレーシアやインドネシアに加えてタイ、ベトナム、ミュンマー、カンボジアといった東南アジア全体から9万人が来場した。昨年と比べると1万人増となる。
AFAといえば、日本のアニメイベントにも見劣りしない豪華なゲストが来場することでも知られており、今年も堀江由衣や金元寿子、今井麻美、三森すずこらの声優や、Revo、蒼井エイル、LiSA、May'nなどのアーティスト、さらに、岩上敦宏、赤尾でこといった第一線で活躍するアニメ制作スタッフも参加していた。
コンベンションホールでは、アニプレックスやバンダイ、ブシロードといったアニメファンにはおなじみの企業に加えて、グッドスマイルカンパニー、メガハウス、ソニー・コンピュータエンタテインメントといったフィギュアメーカーやゲームメーカーが出展。グッズの展示・販売やコンテンツの販促が行なわれていた。
一部のブースでは、ゲストとして登場する声優やアーティストによるサイン会やミニライブなども開催され、イベントの賑わいに寄与していた。
また、キヤノンや日清食品の現地法人もブースを出展しており、写真をプリントする文化が根付いていていないシンガポールのコスプレイヤーに向けたフォトプリンターのデモンストレーションや、カップヌードルのプロモーションなども行なわれていた。
ステージホールでは、先に挙げたアーティストによるライブや、ゲストとして招聘された人気コスプレイヤーなどが出演するライブやパフォーマンスが実施された。
なお今年は、ドワンゴのニコニコ国会議もAFA会場内で実施された。人気の歌い手や踊り手が出演するステージイベントや、ニコニコ超会議の会場でも人気だった「集団で踊ってみた」や、進撃の巨人の立体機動装置体験コーナーなどが設置された。
コスプレ撮影エリアは、ホールの外。入場チケットを持っていなくても参加できることもあり、多くのコスプレイヤーとカメラマンが集結。日本と違い大きな照明が建てられることもあり、壁際では多灯ライティングで撮影する姿が見られた
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