QX30はISO 3200、QX1はISO 6400まで
実用度の高い写真が撮れる!
QX30感度別撮影サンプル
QX30はISO 400あたりからノイズが出はじめているが、目立つのはISO 800以降。最高感度のISO 3200でもノイズは少なめで、ノイズリダクションが効いていてる。その分、ディテールの再現性は落ちるがノイズが少ない分実用性は高い。
絞りを変えて撮影(広角側)
絞り開放ではシャープネスは高く、解像感も高い。最小絞りのF8では若干シャープネスは低下している。
絞りを変えて撮影(望遠側)
撮像素子は小さくレンズの口径も小さいこともあり、絞っても十分にシャープだ。
QX1感度別撮影サンプル
QX1は、ISO 800あたりからノイズが出はじめているが、目立つのISO 6400以降だ。しかしISO 6400でも十分なディテールが残っており、気になるほどではない。
ISO 12800以降になるとノイズも増えてディテールへの影響が出てくる。それにしてもAPS-Cサイズと大きめな撮像素子のおかげで、かなり高画質と言える。
16-50mmレンズで絞りを変えて撮影(広角側)
αシリーズ用の「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」で撮影。絞り開放ではシャープネスは甘い。少し絞れば一気にシャープになり、F8付近を頂点にそれ以上絞っていくと徐々にシャープネスが落ちていく。
16-50mmレンズで絞りを変えて撮影(望遠側)
望遠側では絞り開放からシャープだ。周辺部まで含めるとF11くらいまでは絞りたい。F16以降は徐々にシャープネスは落ちていく。特にF32以降はできるなら使わないほうがいいだろう。
ともに単体で手元から離したり、自由なアングルでの撮影が行なえ、スマホから操作すればシャッタースピード優先オートや絞り優先オートでの撮影もできる。
アプリを入れて無線LAN接続してしまえば、手持ちのスマホが光学30倍ズームやレンズ交換式のミラーレス一眼に早変わりしてしまうのは意外に便利だと思う。
特に、すでにEマウントやAマウントのカメラを持っている人ならQX1はサブカメラ替わりにも使えると考えると、持って歩きたい人も多いのではないだろうか?
どちらも撮ってすぐにSNSで利用できるのはかなりの利点と言えるだろう。
(次ページに続く、「カシオ Exilim EX-FR10」)
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