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カシオ「EX-FR10」と自撮り棒を持ってパラグライダーしてみた!

2014年11月02日 12時00分更新

文● ハシモト/ASCII.jp編集部

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 9月19日に発売されたカシオのデジタルカメラ「EXILIM EX-FR10」(実売価格4万5000円前後)。これをアクティビティーをからめて体験しよう、というプレスツアーが開催されたので参加してみた。

 具体的に何をするかと言うと、朝霧高原(静岡県富士宮市)に行ってパラグライダーで空を飛び、カヌーを漕ぐという内容。その中でEX-FR10の使い勝手を試す、というイベントだ。

「EXILIM EX-FR10」の最大の特徴は、カメラ部とモニター部が分離する点。両者はBluetoothにより接続される

 EX-FR10についてはこちらの記事で詳しく紹介しているが、ここで軽くおさらいしておこう。簡単に言えば、カメラ部とモニター部が分離するデジカメで、カメラ部を5mほど離した場所に置いても、モニター部が手元にあればアングルを確認してシャッターを切ることができる。

 本体は防水仕様なので、水辺(浅めの水中も可)に置いてもいいし、地面に置いたり、柱にくくりつけたり、さまざまなアングルで撮影できる。

 撮像素子は1/2.3型の裏面照射型CMOSセンサーで、有効1400万画素。F2.8、焦点距離21mm(35mm版換算)の明るい広角レンズを装備し、4倍のデジタルズームが使用可能だ。

 モニターは2型(約23万画素)とかなり小さめだが、その分幅49.7×奥行18.9×高さ84.2mmと小型で、リモコンを持っている感覚で使える。

 ちなみに、カメラ部は無線LANに対応しており、スマートフォンに専用アプリ「EXILIM Link 」(Android、iOS対応)を導入することでリモート撮影が可能。大きい画面で確認したい場合はスマホやタブレットを利用するといいだろう。

バス移動の際も車窓の風景を気楽に撮る

朝、集合場所からバスに乗り出発するの図

朝、集合場所からバスに乗り出発するの図

 当日の朝、集合場所である新宿に到着。ここからバスで移動することになる。

 さて、EX-FR10を使うにあたり、3つのオプション(アタッチメント)が用意されている。これは、カメラ部をさまざまな場所に装着するためのもので、そのうち1つは集合場所ですぐに使うことにした(残り2つは後ほど紹介する)。

「マルチアングルクリップ」をバックパックのショルダーハーネスに装着。街中で装着すると目立つ

 最初に使ったのは「マルチアングルクリップ」(税別価格2500円)。カメラ部をクリップで固定できるアタッチメントで、板やベルトなどにカメラ部を固定できる。今回はバックパックのショルダーハーネスに装着し、出発風景を撮影。カメラを構えることなく手元のモニターでシャッターが切れるので撮影も気軽だ。

 その後、バスに乗り込み移動するが、ここで2つ目のオプションである「マルチアングルベルトセット」(税別価格3500円)を投入。これは短いベルトと少し長めのベルトがセットになったもの。

「マルチアングルベルトセット」の短い方を装着。手首にカメラ部を巻き付け、頬杖をつきながら外の風景を撮影

 短いベルトを装着して手首に巻く。こうすることで頬杖をつきながら窓の外を眺め、気に入った風景を見つけたら、シャッターボタンを押すだけで写真が撮れる。ちなみに、モニター側のシャッターボタンを押すと、タイムラグの関係で狙った瞬間から一瞬遅れてのシャッターとなってしまう。

 しかし、実はカメラ側にもシャッターボタンを搭載しており、こちらを押せばタイムラグなしで撮影できる。

5種類の「アートショット」(特殊効果)が利用可能。写真は「トイカメラ」で車窓風景を撮影

5種類の「アートショット」(特殊効果)が利用可能。写真は「トイカメラ」で車窓風景を撮影

「ソフトフォーカス」で撮影。やわらかい印象になる

「ソフトフォーカス」で撮影。やわらかい印象になる

 余談だが、同社の「ハイスピードEXILIM」シリーズは、秒間最大1000コマのスローモーションムービーが撮れる。移動する車内からスローモーションムービーを撮るととても面白い動画が撮れるのだが、EX-FR10にはスローモーションムービーの機能は搭載されていない。ちょっと残念だ。

(次ページに続く、「自撮り棒を活用するために生まれたと言ってもいいほどEX-FR10とベストマッチ」)

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