パイオニアは10月17日、ポータブルヘッドフォンアンプ「XPA-700」を発表した。11月下旬発売予定で、予想実売価格は5万7000円前後(税別)となる。
前面と背面のバンパーやサイドのケーブルガイドといったパーツを、ケーブルの太さや端子の種類に応じて付け替え可能というカスタマイズ性が特徴。
ヘッドフォン出力はバランス端子を装備。アンバランスにも対応するほか、ライン出力、光デジタル出力も可能。出力は100mW+100mWとなる。
入力は、光デジタル、アナログ、USB、microUSBに対応し、デジタル入力はフィルターの切り替えやオーバーサンプリング、「ロックレンジアジャスト」などをサイドのスイッチで調整できる。
5.6MHz DSDのネイティブ再生やPCM 348kHz/32bitの再生が可能(microUSBの入力)。DACにはESSの「ES9018K2M」を採用する。バッテリーによる駆動時間は4.5時間となる。
なお、本製品の発表会では、ランティスがXPA-700用にアレンジしたアニソンを1曲制作することもサプライズで発表された。詳細は未定だが、XPA-700購入者に配布するなどを検討しているとのことだ。