このページの本文へ

ミュージックビデオ撮影に最適!? キヤノン「iVIS mini X」登場

2014年10月02日 13時00分更新

文● ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 キヤノンは10月2日、高性能マイクを内蔵した小型ビデオカメラ「iVIS mini X」を発表した。10月16日発売予定で、同社オンラインショップでの販売予定価格は3万8800円(税別)となる。

 2013年9月に発売されたiVIS miniの後継機種。幅82×奥行109×高さ30mmという、手のひらよりやや大きめの平べったいスタイルとなっている。重量は約240g。

普段はこのように平べったい形となっている

普段はこのように平べったい形となっている

底面のスタンドで約60度上方向に向けられる。また、モニターも縦方向に約80度、横方向に約90度回転でき、自分撮りも可能

底面のスタンドで約60度上方向に向けられる。また、モニターも縦方向に約80度、横方向に約90度回転でき、自分撮りも可能

手のひらよりはやや大きいサイズ。バックのポケットなどには入りそうだ

 広視野角のカメラと自分撮りも可能なチルト式液晶モニターが特徴だったが、本機もそれを踏襲。動画(MP4)で約160度、静止画で約170度の広角撮影が可能で、F2.8の明るいレンズを採用する。

 ワイドとアップ(標準)の画角の切り替えも可能で、アップ時には新たに電子式の手ブレ補正を利用可能。手持ち撮影にも対応できるようになった。

本体前面の左右に高性能マイクを内蔵

本体前面の左右に高性能マイクを内蔵

右側面にはマイク端子とイヤフォン端子を装備。さらにマイクボリュームのダイヤルも装備しているのでモニタリングしながらの音量調整が簡単

右側面にはマイク端子とイヤフォン端子を装備。さらにマイクボリュームのダイヤルも装備しているのでモニタリングしながらの音量調整が簡単

左側面にはHDMI端子とUSB端子を装備

左側面にはHDMI端子とUSB端子を装備

 新機種では内蔵マイクを強化。マイク口径を従来比で2.5倍に拡大したほか、2重構造の高性能パーツによりノイズを低減。さらに外部マイクの接続も可能となり、画面上ではボリュームレベルの確認なども行なえる。ヘッドフォンによるモニタリングも可能だ。

 記録方式は従来のMP4に加えてAVCHDにも対応。画角は約150度までとなるが、AVCHD(24Mbps)記録の場合は音声をリニアPCM(48kHz/16bit)で収録することができ、より高音質で記録できるようになる。ミュージックビデオの自主製作などで重宝しそうだ。

 このほか、バッテリー駆動時間(連続撮影時間)が、従来モデルの約65分から約160分になっており、より長時間の撮影が可能となっている。

 撮像素子は1/2.3型のCMOSセンサー(約1280万画素)で、無線LANを内蔵するなど基本スペックは従来モデルと同様。スマートフォンからのワイヤレス操作&ライブ視聴も可能だ。

■関連サイト

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中