アクションカム「Action Cam mini HDR-AZ1VR」
アクションカムの新製品として発表されたのが、「Action Cam mini HDR-AZ1VR」(HDR-AZ1VR)だ。撮影映像をモニターできる「新ライブビューリモコン」側にGPS機能を移すことによって、従来モデルと比べて約2/3の小型軽量化を実現している。本体サイズは24.2×74×36mm、重量は63g。実際に従来モデルの「HDR-AS100V」と並べてかなり小さく軽くなっており、様々な場所への装着性が高まったと感じられる。
また、新ライブビューリモコンでは、撮影映像のモニターに加え、カメラ内の動画ファイル再生や削除も可能となっている。
撮像素子には1150万画素のExmor Rを採用し、XAVC-Sフォーマットで最大50Mbps(HD時)の高ビットレートで動画撮影が可能。レンズは最大170度の広角(手ブレ補正オン時は120度)で撮影できるZEISS Tessarを採用する。発売時期は2014年10月を予定しており、欧州での販売価格は349ユーロ。
ポータブル音楽プレイヤーの代表格
Walkman「NWZ-A15」
Walkmanの新モデル「NWZ-A15」の特徴は、世界最小最軽量のハイレゾオーディオ再生対応ポータブルプレーヤーだ。本体サイズは43.6×109×8.7mm、重量は66gと非常に小さく軽く、携帯性に優れる。DSEE HXによるMP3などの既存音楽の高音質再生、S-Master HXアンプの搭載、音質改善技術Clear Audio+などにも対応しており、小型軽量ながら音質面も追求されている。
内蔵メモリーは16GBだが、microSDによる容量拡張にも対応している。BluetoothおよびaptXもサポートしているので、外部スピーカーなどとも高音質で接続可能だという。
発売時期は2014年10月を予定しており、欧州での販売価格は199ユーロ。
メガネ型ウェアラブルデバイス「SmartEyeglass」
最後に参考展示されていた製品を紹介しよう。それは、メガネ型のウェアラブルデバイス「SmartEyeglass」だ。スマートフォンと連携し、メガネに文字情報を投影し、視野の中にそれらが浮かび上がって見えるというもの。投影できるのはグリーンの文字のみで、256階調、解像度は400×240ドット。
円形のコントローラーが接続されており、そちらを利用して文字のスクロールなどの操作が行なえる。また、メガネには顔認識などに利用するカメラが搭載され、コントローラーのシャッターボタンを使って写真撮影もできる。
こちらはまだプロトタイプで、発売時期や価格などは未定。ただ、開発者向けSDKは近いうちに準備できそうとのことで、そう遠くない時期に発売が期待できそうだ。