このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

レンズカメラにスマートグラス、IFAで注目のソニー新製品を写真多めで!

2014年09月09日 17時00分更新

文● 平澤寿康

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ソニーは、IFA 2014でXperia Z3以外にもたくさんの新製品を発表している。本稿ではそれら新製品の中から、特に注目されるものを紹介していこう。

SmartWare新モデル「SmartBand Talk」、「SmartWatch3」

 SmartWareシリーズのウェアラブルデバイスの新モデル「SmartBand Talk SWR30」と「SmartWatch 3 SWR50」の2製品が発表された。

 「SmartBand Talk SWR30」(SWR30)は、リストバンド型ウェアラブルデバイスの新モデルで、新たに曲面の電子ペーパーディスプレーを備える点が、従来モデル「SmartBand SWR10」(SWR10)にはない大きな特徴となる。このディスプレーには、歩数などのLifelogアプリで収集した情報や、スマートフォンからの各種通知情報、時計などを切り替えて表示できる。ディスプレーのサイズは1.4型で、表示解像度は296×128ドット。

 また、マイクとスピーカーを内蔵し、声で各種操作ができるボイスコマンド機能や、スマートフォンと連携して通話も行なえる。センサーは、従来モデルと同じ加速度センサーに加え、気圧センサーを利用した高度計を新たに搭載。これにより、高さを計測できるようになり、階段の上り下りや登山などのライフログも記録できるように進化している。

 内蔵バッテリーは70mAhで、3日間の連続使用が可能。なおSWR30は、SWR10の後継ではなく新モデルという位置付けで、SWR10も併売されるという。日本を含むワールドワイドで2014年秋に発売を予定しており、欧州での価格は159.99ユーロ。

「SmartBand Talk SWR30」。1.4型電子ペーパーディスプレイを備え、各種情報や時間などを表示できる

本体右側面のボタンを押すと、Lifelogの情報や時計、天気など様々な情報に切り替えられる

マイクとスピーカー搭載のため、スマートフォンと連携しSWR30を使った通話も可能

ボタンは大小2個あり、小さい方が画面表示の切り替え用ボタンで、大きい方はボリューム調節。穴はマイクとスピーカーと思われる

左側面にも穴が見える

SWR10同様にコアとバンドは分離可能で、カラフルなバンドも用意される

 「SmartWatch3 SWR50」(SWR50)は、SmartWatchシリーズの最新モデル。従来までと異なり、Googleのウェアラブルデバイス向けOS「Android Ware」を採用する点が大きな特徴。Androidスマートフォンと連携し、各種通知を表示したり、声で操作を行なうボイスコマンドへの対応などは、他のAndroid Wareベースのウェアラブルデバイスと同じだが、SWR50では4GBのストレージを備え、単体で音楽や動画の再生も可能。

 また、加速度センサー、ジャイロセンサー、電子コンパス、GPSなどのセンサーを内蔵し、SmartBand同様にLifelogアプリと連携してライフログを記録できる。SmartWareシリーズと同じように、コア部分をバンドに装着して利用する構造を採用し、バンドも自由に変更できる。

 CPUには1.2GHz動作のクアッドコアARM 7Aを採用。RAMは512KB。ディスプレーは1.6型液晶で表示解像度は320×320ドット。420mAhのバッテリーを搭載し、駆動時間は通常使用で約2日。こちらも日本を含むワールドワイドで2014年秋に発売を予定しており、欧州での価格は229.99ユーロ。

「SmartWatch3 SWR50」。デザインはスマートウォッチとして標準的だが、あまり高級感は感じられない

Android Wareベースとなり、ボイスコマンドによる操作も可能になった

Lifelogアプリと連携し、様々なライフログも記録可能

充電は裏面のmicroUSB端子経由で行なう

右側面には画面切り替え用のボタンがある

展示機ではコアを取り外せなかったが、コアとバンドは簡単に分離できる

カラフルなバンドも用意。サードパーティからもバンドは登場予定だ


(次ページでは、「あのレンズカメラのニューモデルが!」)

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン