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イメージはFFの「クリスタル」 - レベル99を目指せる活動量計「HJA-700T」(後編)

2014年09月09日 11時00分更新

文● 大河原克行

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商品企画の初期段階からiPhone連動を目指す

 もうひとつの特徴は、iPhoneとの連動だ。30〜40代の男性にとって、スマホは必須アイテムのひとつ。これも、これまでの活動量計とは異なり、商品企画の初期段階から視野に入れていたものだ。

 iPhoneアプリの「Active Shift」は、App Storeから無料でダウンロードが可能で、より視覚的に達成度合いなどの情報を確認できる。HJA-700T本体とは、Bluetoothでワイヤレス接続することになる。なお、Android対応は今のところ予定していないようだ。

iPhone専用アプリ「Active Shift」

Active ShiftApp
価格無料 作者watashi-move
バージョン1.2 ファイル容量7.9 MB
対応デバイスiPhone 4S以降、iPad(第3世代以降)、iPad mini、iPod touch(第5世代以降) 対応OSiOS 5.1以降

 Active Shiftで、最も大きく表示されているのは今日の達成度である。また、その部分をタップすれば1週間の達成度合も確認できる。アクティブレベルは1週間のデータをもとに、翌週のレベル設定が行なわれるため、レベルをあげたいと考えている人にとっては1週間の情報も重要だ。

 さらに、円グラフで24時間の運動強度を10分ごとに5段階で表示。ひとめで一日の動きがわかる。また前日の運動強度がグレーで表示されていることから、これからの時間帯に前日はどれぐらいの運動強度で活動していたのかを認識でき、現在の達成度と比較しながら、このあとの時間帯で目標を達成できるかどうかの目安を推し量ることもできる。

 そのほか、上段には、アクティブレベルや日付、現在の達成率にあわせてメッセージを表示。「メッセージは前向きなものだけを採用し、利用者ががんばれる内容にした」(オムロン ヘルスケア 商品事業統轄部ライフリズム事業部グループリーダー代理・下瀬陽子プロダクトマネージャー)という。ここには、「目指せ目標達成!」「目標達成まであと少し!」などの「前向きな」メッセージが表示される。

 また、下段には、当日の歩数、早歩き歩数、距離、消費カロリーを表示。さらに、ガイドとして一日の目標達成に必要な残りの活動量を、歩数、早歩き、ジョギング、階段上がりの目安で表示。マイベストでは、これまでの1週間トータルのアクティブレベルトップ3をベスト記録を表示する。そのほか、Activeマップでは、ウェルネスリンクと連動して、全国のユーザーの1週間分の活動量を都道府県別にランキング。地域対抗の形で楽しむこともできる。

 単にログを取るだけでなく、ログデータを活用して、やる気になる表示へと転換しているのが特徴だといえよう。

 なお、Active Shiftを利用する際には、ドコモ・ヘルスケアが提供する健康管理ポータルサイト「WM(わたしムーブ)」に会員登録する必要がある。

 一方、本体の表示では、目標達成度や歩数、総消費カロリーなども表示するが、HJA-700Tの特徴である階段上り歩数や早歩き歩数などの運動強度の表示は、直近30分間のデータを1分ごとにインジケータで可視化。ここでは、オーディオ機器に使われているイコライザーのデジタル表示に似た動きを採用。「これも30〜40代の男性が響くデザイン」(江下シニアデザイナー)というこだわりの部分だ。

本体ではインジゲータで表示するなどの工夫も。「30〜40代の男性が響くデザイン」(江下シニアデザイナー)というこだわりの部分

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