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「USB micro-C」ではなくて「USB Type-C」

裏表関係なく挿せるUSB Type-Cコネクターの仕様が決定

2014年08月15日 15時56分更新

文● 行正和義

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USB Type-C(表面実装基板の一例)

 USBの仕様を策定しているUSB Implementers Forum(USB-IF)は8月12日(米時間)、次世代USBコネクター「USB Type-C」のケーブルとコネクターの仕様策定を完了した。

USB Type-Cプラグ形状

 現在使われているmicro-B端子と同程度のサイズながら、裏表関係なく挿せるのが大きな特徴。抜き差し回数は1万回と耐久性が伸びている。

USB Type-Cの信号線配置

 次世代USBであるUSB 3.1の10Gbps高速データ通信USB Hight Speed/100W給電のUSB Power Deliveryへの仕様拡張も考慮された設計だが、現状のところ5V給電で最大3Aとなっている。

 現行のUSB micro-Bコネクタに挿すことはできないが、信号線などは現在のUSB2.0/3.0と互換性があるので単純なアダプターを介することでUSB micro-B機器に接続することも可能。USB Type-Cの詳細な仕様はUSB-IFのウェブサイトに掲載されている。

 USB Type-C製品は2014年末-2015年初頭から登場するものと予想されている。

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