「LIFEBOOK WU1/M(店頭モデル「LIFEBOOK UH90/M」)」ロードテスト 第2回
3200×1800ドットの高解像度を活かす構成に
オススメはi5、10GBメモリー、128GB SSD!「LIFEBOOK UH90/M」はカスタマイズ豊富 (2/4)
2014年08月15日 09時00分更新
豊富なオプションでマシンスペックをカスタマイズ
まずはLIFEBOOK WU1/Mで選択可能な各パーツについて見てみよう。
CPUは、Core i5-4200U(1.6GHz)とCore i7-4500U(1.8GHz)の2種類が用意されている。どちらも2013年にリリースされた「Haswell」世代のCPUで、最新の「Haswell Refresh」世代ではない。だがHaswell RefreshのCPUは、旧世代の同クラス製品と比べて動作周波数が0.1GHz向上した程度のマイナーバージョンアップ製品。性能的にはほとんど変わらないため、旧世代のCPUでも問題はない。
選択可能なCPUの違い | ||
---|---|---|
Core i7-4500U | Core i5-4200U | |
動作周波数 | 1.8GHz | 1.6GHz |
最大周波数 | 3GHz | 2.6GHz |
コア数/スレッド数 | 2/4 | 2/4 |
キャッシュ | 4MB | 3MB |
グラフィックス | Intel HD graphics 4400 | Intel HD graphics 4400 |
2種類のCPUのうち、処理能力が優れているのは動作周波数の高いCore i7-4500Uだ。よりパワフルなマシンに仕上げたい場合に選ぶといいだろう。もちろん、Core i5-4200Uでも日常的な作業には問題ないパワーを持っている。
グラフィックスには、CPU内蔵のIntel HD Graphics 4400を利用する。外付けGPUに比べると3D描画性能が劣るものの、ゲーム用途でなければ十分な性能だ。小規模~中規模クラスのオンライン3Dゲームなら、画質や解像度を調整することで問題なくプレーできるパワーを持っている。
メモリーについては、6GBまたは10GBから選択可能だ。いま現在では6GBの容量でも十分かもしれないが、長期間使うことを考えているなら余裕のある10GBをおすすめしたい。特にLIFEBOOK WU1/Mの高解像度を活かして複数のソフトを同時に利用するつもりなら、メモリー容量は大きいほうがいい。
ストレージとしては、500GBのハイブリッドHDDと128/256GB SSDが用意されている。ハイブリッドHDDは一般的なHDDよりもアクセス速度が高速ではあるが、それでもSSDのほうが格段に高性能だ。SSDの欠点としてHDDよりも容量が少ないという点が挙げられるが、外付けHDDやクラウドストレージなどを利用すれば容量不足に陥ることはないだろう。
購入時のオプションとしてはさらに外付けのDVDスーパーマルチドライブやインターフェースを拡張するポートリプリケーターなどが用意されている。必要に応じて同時購入しておきたい。
(次ページ「日常的な作業をストレスなくこなせる優れたパフォーマンス)
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