Chromebookをめぐる勢力を整理、国内では現在3社が製品発表
199ドルWindowsパソコンも、激化する低価格PC戦争
2014年08月24日 12時00分更新
第1回に続き、Chromebookをめぐる状況を整理していく。まずはハードの状況。国内展開が発表されている各メーカーのChromebookと競合勢力について紹介していこう。
一番乗りは日本エイサー、すでに導入事例も
日本エイサーの「Acer Chromebook C720」は7月16日に国内投入。日本初のChromebookとなった。すでに国内でも10以上の教育機関に導入済みで、東京都の広尾学園では昨年からトライアルを実施していたという。海外ではメモリーやストレージ容量の異なる数モデルを販売しているが、日本版は4GBメモリー・16GB SSDモデルのみだ。
主なスペック | |
---|---|
製品名 | Acer Chromebook C720 |
販売価格 | オープン |
CPU | Celeron 2955U(1.40GHz) |
メインメモリー | 4GB |
ディスプレー(最大解像度) | 11.6型(1366×768ドット) |
グラフィックス機能 | インテル HD グラフィックス(CPU内蔵) |
ストレージ | 16GB SSD |
カメラ | 720pHDウェブカメラ |
光学式ドライブ | - |
通信機能 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、Bluetooth 4.0 |
インターフェース | USB 3.0端子×1、USB 2.0端子×1、HDMI端子×1、セキュリティースロット×1 |
カードスロット | SDカードリーダー |
バッテリー駆動時間 | 最大約8.5時間 |
本体サイズ/重量 | 約幅288×奥行204×高さ19.05mm/1.25kg |
OS | Google Chrome OS |
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