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各社のZ97マザーどれを買えばいい? メーカー独自機能比較 第2回

ASUS製Z97マザーはファン回転数制御などソフトの充実が圧倒的

2014年07月22日 12時00分更新

文● 加藤 勝明

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ASUS製Z97マザーのココがスゴい!

 ASUS製Z97マザーは、ハードの作り込みが高レベルなのは当然として、ソフト面の改善がライバルメーカーより著しい。Z97-PROで紹介したファン回転数制御は、MAXIMUS VII HEROや、今回紹介できなかったTUFシリーズのマザーでも共通だが、ここではさらにディープかつ面白い機能を紹介しよう。

注目ポイント5
ケースファンをGPU温度に連動させる

 今どきのマザーは、システムの温度とファンの回転数を連動させる機能がついているのが当たり前だが、この“システムの温度”とはCPU温度というのがこれまでの常識だった。しかしCPUが低発熱化した今、CPU温度だけを見ていては繊細なファンの回転数管理はできない。

 ところがASUS製マザーでは、ケースファンの回転数調整のトリガーに、GPUやマザーなどの温度を指定することが可能になった。

ケースファンの回転数を、GPUやマザーの温度とも連動させられる。最近のPCはCPUよりもGPUのほうが高温なので、こうした機能はありがたい

 例えばVRM温度が指定値を超えたらケース側面ファンの回転数を上げられる。さらにZ97-PROのように、温度センサー(自力で調達する必要あり)用ヘッダピンを備えたモデルなら、そのセンサーをHDDやビデオカードに取り付けておけば、さらにキメの細かい冷却が可能になる。ASRock製マザーにも同様の機能はあるが、ここまで細かいものはASUSだけだ。

注目ポイント6
ファンの超静音化を実現する“Extreme Quiet”モード

 ASUS製マザーにはBIOSだけでもCPUやケースファンの回転数を自動調整する機能があると先に解説したが、マザー同梱のツールが無駄になったわけではない。

 今回Windows版の「Fan Xpert」には、CPUクーラーのファンが制御不可能になるギリギリを見極める“Extreme Quiet”モードが追加されたのだ。

VRM制御のファンの回転数をさらに落とせる「Fan Xpert」

 現在主流のVRM制御(4ピン)だと、ある一定回転以下は回転しなくなってしまうため、VRM制御が効かない領域では自動的にDC制御に切り替えるという手の込んだ制御方法を採用している。

 どの程度静音化できるかはファンにもよるが、「Core i7-4770K」付属のリテールクーラーの場合、デフォルトでは最低1100回転のものが、360回転にまで絞ることができた。

新機能が多すぎて紹介しきれない!
付加機能で最も充実しているASUS

 以上主要な注目ポイントを紹介してきたが、今年のASUS製マザーは新機能が多すぎて、全部紹介することはできない。だが今回紹介した機能だけでも、他社製マザーにはない機能の割合が非常に多い。マザーの設計はともかく、付加機能で最も充実しているのがASUSといえるだろう。

 次回はGIGABYTE製の注目マザーを紹介しよう。

【機材協力】

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