グラフィックス強化モデルでモダンなデザインの17.3型ノート「Inspiron 17 5000」 第1回
素材はマットな質感、トップカバーはシルバーで中央にロゴが入っているだけのシンプルデザイン
グラフィックス強化のシンプル17.3型ノート「Inspiron 17 5000」 (2/3)
2014年09月30日 09時00分更新
スタンダードな外見の17.3型ディスプレー搭載機
Inspiron 17 5000の外見は非常にスタンダードで、見た目だけではグラフィックス強化モデルには見えないくらいだ。グラフィックスを強化したモデルでは派手な装飾のあるマシンも多いが、オフィスでの利用などを想定しているならこうしたデザインの方が扱いやすいだろう。
採用している素材はマットな質感だ。トップカバーはシルバーで、中央にロゴが入っているだけのシンプルなものになっている。開閉時に手をかけるあたりは少し薄く削いだような形になっているが、全体的にあまり丸みがなくすっきりとしている。素手で持った時にも指紋などが気になりづらい。底面側には、四隅に脚がつけられていて、安定的に置くことができる。
本体サイズは約幅414.3×奥行き285.7×高さ28.4mmで、重量は約3.3kgだ。17.3型ディスプレー搭載モデルを頻繁に持ち歩くという人はあまりいないだろうが、ファイルケースを持つような形で片手で持ってみると、大きさの割には軽いように感じられた。底面側の脚もごく小さなものだから、バッグ等に入れて持ち運ぼうと考えているならばそれも不可能ではないだろう。
キーボードは防水設計でさっぱりとした見た目
キーボードはアイソレーションタイプのものを採用している。テンキーつきで、防水設計のものだ。利用中に飲み物などをちょっとこぼしてしまう、というようなトラブルはよくあるが、そういった場合でも本体を守ってくれる。
キー配列には大きな変形はない。強めのタッチで使っても特にやわな印象もなく、使いやすいキーボードだった。タッチパッドはボタン一体型のものが搭載されているが、本体サイズに比例して十分な大きさがあり扱いやすかった。キーボード奥には小さな電源ボタンがあるだけで、動作状態を示すLEDランプがない。かなりさっぱりとした見た目だ。
(次ページ「ディスプレーはグレア加工で色鮮やかな表現が楽しめる」へ続く)
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