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格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す! 第3回

格安SIMの気になる点を克服して快適に活用する!

2014年07月03日 12時00分更新

文● 正田拓也

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容量を減らす工夫で問題を回避

IIJmio専用速度切替アプリ「IIJmioクーポンスイッチ」。現在契約しているSIMのデータ残容量も表示される。ちなみに容量が次の月に繰越になるのもIIJmioの特徴

IIJmio専用速度切替アプリ「IIJmioクーポンスイッチ」。現在契約しているSIMのデータ残容量も表示される。ちなみに容量が次の月に繰越になるのもIIJmioの特徴

 本連載ではIIJmio高速モバイル/Dサービスのミニマムスタートプランを使っているが、高速通信できる上限が1GBというだけで、上限に達した後は最大200kbpsの速度で通信ができる。

 IIJmioのいいところは、必要がなければ最大200kbpsのモードにしておけば、1GBの高速通信分を消費しないで温存できること。切り替えもアプリ「IIJmioクーポンスイッチ」で簡単にすぐにできる。

 1GBの上限に近づいてしまうまでは切り替えを一切行なっていなかったが、それ以降、通常は最大200kbpsに制限、必要なときだけアプリで高速通信モードに切り替えるようにした。

 実際に使ってみると、移動中など、スマートフォン自体の自動的なメールチェックやSNSの更新確認アプリの動作なら最大200kbpsでも非常に遅いという印象がない。

 高速通信といっても、常時数Mbpsの速度が出ているわけでもなく、夕方の繁華街など速度低下が著しい場所では、むしろ最大200kbpsのモードに切り替えなければもったいないと感じるほどだ。

 反対にモバイルルーターを使い、PCを無線接続して使う場合は、最大200kbsではぐっと遅く感じてしまう。特にデータのやりとりをするような場合はなおさらだ。

 そこで、筆者の出した結論は、普段はスマートフォンで最大200kbpsの通信を行ない、高速通信は急いで情報が欲しいときやPC接続時に限定すること。PCの利用時にはビックカメラ申し込みのIIJmioの特典でもある、公衆無線LANの利用権を駆使する。これならば容量を温存でき、1ヵ月で1GBも難しくない。

 なお、IIJmioでは高速通信容量が2GBの「ライトスタートプラン」にすると月額1641.6円になる。料金も倍になるわけではないので、筆者よりも高速通信量の多い人、または頻繁な切り替えがわずらわしい人は、無理するより容量の大きなプランを選んだほうがいいだろう。

セルスタンバイ問題も端末を選べば問題なし

 SMS非対応のSIMを使った場合に電池の消耗が激しく進むといったセルスタンバイ問題。幸いにしてメインで使っているAQUOS PHONE SH-06Eでは使っていて気になるような電池の消耗はなかった。

 セルスタンバイ問題は、端末の種類によって異なるため、今使っているAQUOS PHONE SH-06E以外の機種によっては電池の持ちが大きく異なってしまうこともあり、端末の選択には注意してほしい。ただし、筆者の経験ではそれほど神経質になる必要がないように思う。

 また、セルスタンバイ問題はSMS対応のSIMにすることで回避できる場合もあるが、SMSオプション付きに変更するには通信量のプラン変更と違って手数料がかかるなど大変面倒。こればかりは端末を用意する前に確認しておいたほうがいいだろう。

 さらに、画面消灯時に通信を遮断してセルスタンバイ問題を回避するようなアプリもある。もし問題が起こってしまった場合はこういったアプリで回避するのも手だろう。

 そのほか、テザリング以外に問題を感じた点はない。MVNOのSIMを入れてたおサイフケータイも問題なく動作している。特に、最近はMVNOでもNFCにも対応したピンク色のSIMが発行されるため、最新端末にSIMを挿入した場合でもNFC利用に関するアラートが出ることもない。

 繰り返しになるが、4週間ほど使ってみた現在、容量の面以外ではなんら不便なく使えるのがIIJmioということになる。

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