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高解像度化した「YOGA TABLET 10 HD+」で、鮮明な映像を楽しむ 第1回

3種のモード毎にサウンドと画面を最適化

バッテリー&スタンドを融合!「YOGA TABLET 10 HD+」独特のデザインは秀逸だ

2014年07月10日 11時00分更新

文● 高橋量

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利用シーンに応じて3種類のスタイルで使える

 「YOGA TABLET 10 HD+」のデザインの特徴は、「バッテリーシリンダー」と呼ばれる円筒形のバッテリーを内蔵している点。全面がフラットで板状の一般的なタブレットとは異なり、本体下辺部が丸く膨らんでいる。この部分に9000mAhの大容量バッテリーが収められているのだ。

ディスプレー部分は薄いが、バッテリーシリンダーのある下辺部分は大きく膨らんでいる

 バッテリーシリンダーは、可動式のスタンドとしても利用できる。円筒部分を回転させて板状のスタンドを起こし、本体を自立させられる。自立時にグラつかないよう可動部は少し固めだが、コツをつかめばスムーズに動かせるようになった。

バッテリーシリンダーには可動式のスタンドが付いている

スタンドを調整することで、本体の角度を調整可能だ

 「YOGA TABLET 10 HD+」はこの可動式のスタンドを利用して、3種類のスタイルで運用できる。ひとつは本体を横向きに自立させた「スタンドモード」。動画視聴やビデオチャットなど、ハンズフリーで使いたいときに適したスタイルだ。本体を寝かせた状態は「チルトモード」と呼ばれ、ひとりでじっくり作業をするのに向いている。Webページや電子書籍を閲覧する場合は、片手で持ちやすい「ホールドモード」がおすすめだ。

「スタンドモード」は家族や知人と動画/写真を楽しむのに向いている。設置面積が小さくて済むのもメリット

本体を横に寝かせた状態の「チルトモード」。バッテリーシリンダーによって生じる傾きが、絵を描いたりゲームをしたりするのにちょうどいい。スタンドを引き出した状態でもOK

ウェブサイトや電子書籍を縦向きで読む際に適した「ホールドモード」。バッテリーシリンダーをグリップとして握れば、操作時のブレが少なくなる

本体の向きに応じて画面が自動的に回転。左右の手どちらで持っても快適に利用できる

 設定から「スマート・サイド・バー」を有効にしておくと、本体の向きが変わった際に自動的にランチャーが表示される。同時にディスプレーの色合いやサウンド効果も自動で切り替わり、それぞれのスタイルに適した設定で利用可能だ。

各モードにおける画面と音の変化
モードの種類グラフィックサウンド
スタンドモード輝度と色温度が上がり、映像が鮮やかになる音量が抑えられ、ややこもりがちに
チルトモードスタンドモードと変わらないように見えるが、やや輝度が高めサラウンド効果が最も高く、音がクリアに聞こえる
ホールドモード輝度と色温度が下がり、文字を読みやすくなるスタンドモードと同じ

モードが変わると自動的に表示される「スマート・サイド・バー」。画面端のスワイプ操作で呼び出すことも可能だ



(次ページ、「視野角178度のIPSパネルは発色もバッチリ」に続く)

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