15.6型「LIFEBOOK AH77/R」はHaswell Refreshでゲーム性能は向上する？ (3/3)

2014年07月04日 11時00分更新

文● 高橋量

中規模クラスの3Dゲームなら高解像度でもプレーに支障なし！

　続いて、LIFEBOOK AH77の3Dゲーム系ベンチマークの結果を見てみよう。まずは「ドラゴンクエストX　目覚めし五つの種族　オンライン」の快適さを計測する「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.00」を試してみたところ、解像度1280×720ドットの標準画質で「5078」の「快適」という結果だった。画質はそのままで解像度を1920×1080ドットに変更すると、スコアは「3003」で評価は「普通」となった。

　前モデルのベンチマーク結果と比較すると、それぞれ2~3%前後スコアが上昇している。実際には差はそれほどないのだが、1920×1080ドットで標準画質の評価については前モデルの「2918（やや重い）」から「3003（普通）」に向上した。

新モデルの「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.00」ベンチマーク結果
	1280×720ドット	1920×1080ドット
低品質	6239（快適）	3777（普通）
標準品質	5078（快適）	3003（普通）
最高品質	3555（普通）	1783（重い）

新モデルの「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.00」ベンチマーク結果

新モデルと前モデルのベンチマーク結果の違い（1920×1080ドット）

　「ファイナルファンタジーXIV：新生エオルゼアベンチマーク　キャラクター編」では、解像度1280×720ドットの標準画質で「4333」の「快適」という結果に。1920×1080ドットの標準画質でも「2164」の「普通」と、画質を上げなければ問題なくプレーできそうだ。前モデルのベンチマーク結果と比較すると、スコアは2～5%程度上昇している。

新モデルの「ファイナルファンタジーXIV：新生エオルゼアベンチマーク　キャラクター編」ベンチマーク結果
	1280×720ドット	1920×1080ドット
標準品質	4333（快適）	2164（普通）
高品質	2703（やや快適）	1360（設定変更が必要）
最高品質	1849（設定変更を推奨）	948（動作困難）

新モデルの「ファイナルファンタジーXIV：新生エオルゼアベンチマーク　キャラクター編」ベンチマーク結果

新モデルと前モデルのベンチマーク結果の違い（1920×1080ドット）

　そのほかの3Dゲーム系ベンチマークについても試してみたところ、解像度が1280×720ドットであれば問題なくプレーできるが、1920×1080ドットでは厳しい結果が出ている。前モデルとベンチマーク結果を比較してみると、「モンスターハンターフロンティアオンラインベンチマークソフト第3弾【大討伐】（MHB3）」については新モデルのほうがスコアが低くなっているものの、　「ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0（PSO2）」と「バイオハザード6 PC版ベンチマーク（BIO6）」では新モデルのほうがスコアが高い。と言っても差はごくわずかなので、性能の違いを体感するのは難しいかもしれない。

新モデルと前モデルのベンチマーク結果の違い
	新モデル	前モデル
	1280×720ドット	1920×1080ドット	1280×720ドット	1920×1080ドット
MHB3	3185	1633	3292	1636
PSO2	2512	778	2511	761
BIO6	1960	1137	1921	1115