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広帯域フルレンジスピーカー採用、小音量でも臨場感のある再生をうたう

世界初、筐体にマグネシウムを採用したUSBスピーカー「ISS-C270A-S」

2014年06月03日 18時50分更新

文● 松野/ASCII.jp編集部

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世界初のマグネシウム筐体を採用した「ISS-C270A-S」

 パイオニアは6月3日、USBスピーカーとしては世界初のマグネシウム筐体を採用する「ISS-C270A-S」を発表した。7月中旬に販売開始し、価格はオープン。

 剛性が高く内部損失の多いマグネシウムを筺体とバスレフポートに採用し、共振を抑制することで原音に忠実な音の再生をうたう。新開発の「広帯域フルレンジスピーカー」は、1つのユニットで高音から低音までをカバーし、ニアフィールド(スピーカーと耳との距離が近い)環境で優れた臨場感を実現するという。

 2つの大容量電解コンデンサーとDC/DCコンバーター回路による電源ブロックを備え、通常のUSBバスパワーでは補えない電力を確保できるため、瞬間的にパワーが必要な音楽ソースにも対応する。また、小音量再生でも情報を損なうことなく再生できる高音質アナログアンプICを左右のチャンネルに搭載することで、チャンネル間のノイズを排除し、明確な定位感のある再生が可能になっているという。

 外部アンプを直接接続できるパッシブ接続端子を搭載しており、手持ちのUSB-DACやアンプを使って音楽を楽しむことも可能だ。小音量時の微妙な音量調整を可能にするアルミ製ボリュームコントローラーが付属し、初回生産分(限定500セット)には、スピーカーの音質向上に効果がある真鍮材削り出しの角度調整用スパイク型インシュレーターも付属する。

 サイズは約幅92x奥行122×高さ177mm、重量は約140g。

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