「Xperia Z2 Tablet」の性能をベンチマークで確認
最後に、Xperia Z2 Tabletのスペックやベンチマーク結果について紹介しよう。プロセッサーにはクアッドコアのQualcomm Snapdragon 801(2.3GHz)を採用。メモリーは3GBで、ストレージとして32GBのフラッシュメモリーを搭載している。前モデルはCPUがQualcomm Snapdragon S4 Pro APQ8064 (1.5GHz、クアッドコア)でメモリーは2GBの構成だったので、順当にパワーアップしているといえる。
ハイエンド向けのプロセッサーを搭載しているだけあって、重めのアプリを複数起動してもストレスなく利用できた。大作系の3Dゲームもサクサクかつヌルヌルだ。動画の編集や写真の加工にも快適で、あらゆる用途で活用できるパワーを備えている。
性能を計測するベンチマークアプリとしては、3D性能を計測する「3DMark - The Gamer's Benchmark」と総合的な性能を評価する「AnTuTu Benchmark」「Quadrant Standard Edition」の3種類を試してみた。「3DMark」では負荷の低い「Ice Storm」と「Ice Storm Extreme」でリミット超えの計測不可となり、もっとも負荷の高い「3DMark Ice Storm Unlimited」では最高クラスの性能という結果となった。
「AnTuTu Benchmark」と「Quadrant Standard Edition」でもかなり高いスコアが出ており、性能的にはトップクラスといえるだろう。