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発売迫る! 世界最薄&最軽量の10.1型タブ「Xperia Z2 Tablet」Wi-Fi版をチェック!!

2014年05月26日 11時00分更新

文● 高橋量

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「Exmor RS for mobile」リアカメラの性能は上々

 裏面照射積層型CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」を採用したリアカメラの画質は、タブレットとしては上々だ。開放値はF2.4で、暗い場所でもノイズを抑えることができる。実際に撮影してみた感じでは確かにノイズは少なく精細なのだが、全体的にやや暗くなりがちであるように感じた。このあたりは撮影環境に応じて露出を補正したり撮影後に写真を加工すれば解決するので、それほど大きな問題ではない。

Xperia Z2 Tabletで撮影した写真の例(サムネイル画像をクリックすると、3104×1746ドットの画像が表示されます)。撮影環境にもよるが、全体的には比較的鮮やかで写り具合は良好

光源の少ない屋内の撮影では、ややアンダー気味に写るようだ(サムネイル画像をクリックすると、3104×1746ドットの画像が表示されます)

ペットの細かい毛なども鮮明に写すことが可能(サムネイル画像をクリックすると、3104×1746ドットの画像が表示されます)

光源が多すぎると露出が自動的に調整され、やや暗めに写ってしまった(サムネイル画像をクリックすると、3104×1746ドットの画像が表示されます)

カメラアプリが大きく進化

 Xperia Z2 Tabletでは、カメラアプリが大きく進化した。36種類のパターンから最適な撮影設定を自動的に選択する「プレミアムおまかせオート」や写真/動画の撮影モード切り替えが不要な「モードレスUI」などの便利機能はそのまま継承。写真への効果をリアルタイムで確認できる「クリエイティブエフェクト(旧ピクチャーエフェクト)」は9種類から18種類に増え、撮影向けのアプリとして「背景ぼかし」や「ARエフェクト」などが追加されている。ネットで公開されている撮影アプリをさらに追加することも可能だ。

画面上のアイコンからシーンセレクトや露出補正などをすぐに呼び出せる(呼び出せる機能は撮影モードによって異なる)

撮影シーンに合わせて設定を自動的に最適化する「プレミアムおまかせオート」を始め、さまざまな撮影モードが用意されている

「クリエイティブエフェクト」を利用すると、「魚眼レンズ」や「カラースケッチ」などの効果を加えられる

「ARエフェクト」は、写真に恐竜や花、魚などの3D画像を合成可能

 新たに追加された機能のうち特に便利だと感じたのは、デジタル一眼のような写真を撮影できる「背景ぼかし」アプリだ。ぼかしの強さや適用範囲を調整することで、大口径レンズのようなボケを加えることができる。印象的な写真を手軽に作れるので、積極的に活用したい。

「背景ぼかし」モードを利用することで、デジタル一眼レフのような背景のぼかし効果を調整可能だ

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