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「楽天ブロードバンドLTE」―知らない人はソンをする! 今こそ知るべき“格安SIM”

2014年05月26日 17時00分更新

文● 高橋量

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制限後の300kbpsでも通常利用には十分な速度
価格400円の「時間オプション24H」も注目だ

 「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」では、データ通信量が1GBを超えると通信速度が300kbpsに制限されてしまうが、前述のデータサイズの目安から考えても実用的に使えるスピードであることが分かる。100KB程度のデータなら表示にかかる時間は2秒程度で、LINEでのチャットやメールのやりとりはもちろん、TwitterやFacebookなどのSNSアプリも問題なく利用可能だ。データ量が100KBを超えることが多いウェブ閲覧については、利用を控えた方がいいかもしれない。

 通信速度が制限されている状態、あるいは、出張などで一時的に利用するデータ量が増えそうな場合は、価格400円の「時間オプション24H」がオススメだ。

 月間容量が残っている場合に「時間オプション24H」を利用すると、購入から24時間に限り月間容量を消費しなくなる。月間制御中であれば、24時間解除だ。また3日間制御中の場合は、購入から24時間は3日間制御が解除される。

 急な調べ物をはじめ、楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプランを使ってコストを抑えつつ業務に利用したいという方には、特にありがたいサービスのはずだ。ほかのMVNOでは見かけないオプションなので、活用したいところだ。

「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」は
こんな人にオススメ!

 ここまでで、「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」が、高速LTE回線を安く快適に使えることがおわかりいただけたはずだ。音声通話やキャリアメールも利用する場合は、タブレットとガラケーの2台持ちがもっとも実用的な運用方法だろう。データ通信だけでOKなら、タブレットだけで「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」を利用するのがもっとも安くて効率的だ。通信費を毎月5000円以上節約できるのであれば、前向きに考える価値は十分ある。

 また、普段は自宅や社内でのWi-Fi利用が中心で、旅行や出張時だけMVNOのLTE通信を利用するという手もアリだ。機種変更で使わなくなった端末を子供用として利用したり、おサイフケータイ機能付きのガラケーをSIMフリーなiPhone 5s/5cと一緒に持ち歩くといった用途にも役立つ。ほかにもさまざまな活用法が考えられるだろう。「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」は、多くの用途でフレキシブルに使えるポテンシャルを秘めているのだ。

 最後に、実際に「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」を利用しているASCII.jpの編集者の声を紹介しよう。

 「以前はスマホとタブレットを2台ずつ持っていて、そのうち3台を回線契約していたんですけど、通信費の合計が月に3万円近くになるときもあってかなり涙目な状況でした。これはヤバイ! ということで、回線はひとつだけガラケーに機種変更して残してから、あとはすべて「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」に変えたんですよ。そしたら、通信費が5000円以内で納まるようになっちゃって。逆の意味でヤバイですよね、コレは。違約金やら端末代の残金やらで結構な金額がトビましたけど、トータルで考えたらMVNOサービスに変えた方が断然お得です。端末を買い換えてもSIMカードを入れ替えるだけですみますし、メチャクチャ便利。今はノート用にモバイルWi-Fiルーターを導入しようかとも思ってます」

 ドコモの回線を利用することで高速かつ安定した通信が可能でありながら、毎月の通信料はわずか900円で1GBの容量を利用できる「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」。これまで格安SIMサービスを使ったことがない人はもちろん、いくつものサービスを乗り換えながら使っている上級者にもぜひ試していただきたいプランだ。


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