「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」で
通信費をどれだけ節約できるのか?
格安SIMサービスを利用することで、月々の通信費をどの程度節約できるのか、「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」を例に挙げて検証してみよう。なお利用者によって端末の代金や音声通話の割引サービス、通話料などが異なるため、これらは考慮していない。また24カ月間使い続ける前提で毎月一定金額が割引されるサービスを利用している場合、途中解約することで端末代金の残高や違約金を支払う必要があるので注意すること。
まず、ドコモの標準的なスマホ向けプランと「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」を比較してみると、実質的な支払金額の差はひと月あたり「5230円」だ。ドコモのプランは、音声通話やキャリアメールが可能、またひと月あたりの通信容量が3GBに設定されている。これらが不要であれば、「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」の安さがかなり魅力的だと分かるはずだ。
またASCII.jpの読者なら、「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」を12カ月使い続けると、合計の差額が「6万2760円」にもなる点を覚えておきたい。これは、SIMフリーの「Nexus 7」「Fonepad 7」「YOGA TABLET 8」シリーズの最新モデルが余裕でサクッと買える金額だ。1年に1度は最新機種に買い換えたいなら、見逃す手はない。
これらメリットが、「自分の料金を見直したい」「リーズナブルに便利に最新のスマホやタブレットを使いこなしたい」という方のどちらにも「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」をオススメしたい理由なのだ。
月額料金の比較 | ||
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― | 楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン |
NTTドコモの 標準的なスマホ向けプラン (2014年8月31日まで) |
基本料 | 900円 | 743円 |
パケット定額 サービス |
- | 4700円 |
インターネット サービス |
- | 300円 |
合計 | 900円(税込972円) | 5743円(税込6202円) |
新料金「カケホーダイ&パケあえる」よりも大幅に安い
また、ドコモでは6月1日から新料金「カケホーダイ&パケあえる」の適用がスタートする。従来の基本料やパケット定額サービスは、2014年8月31日を持って新規受付が停止し、以降は新プランでの受付のみとなるのだ。そこで新料金プランを適用した場合の月額料金についても見てみよう。
カケホーダイ&パケあえるは、スマホ向けのプランについては国内の音声通話が無料となるものの、実は音声通話を使わない人にとっては実質的な値上げだ。タブレット向けの音声通話なしプランではわずかに安く運用できるが、それでも「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」の方が「4968円」も安い。楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプランを12カ月間使い続ければ、合計の差額は「5万9616円」と、結構な金額になる。やはり、SIMフリーの最新スマホやタブレットが買えるほど大きく違う。
しかも、新プランのパケット定額サービスである「データSパック」の通信容量は2GBで、従来よりも1GB減っている点に注意したい。
月額料金の比較(2014年9月以降) | |||
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― | 楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン |
ドコモのスマホ向け 新プラン |
ドコモのタブレット向け 新プラン(音声通話なし) |
基本料 | 900円 | 2700円(カケ・ホーダイプラン(スマホ/タブ)) | 1700円(データプラン(スマホ/タブ)) |
パケット定額 サービス |
- | 3500円(データSパック) | |
インターネット サービス |
- | 300円(spモード) | |
合計 | 900円(税込972円) | 6500円(税込7020円) | 5500円(税込5940円) |
「電話番号&アドレスはそのまま。でも安くしたい」なら、
格安SIMとガラケーの「2台持ち」が最適解だ!
「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」で利用できない音声通話とキャリアメールは、それぞれIP電話や通常のメールなどで代用できる。だが従来の電話番号やメールアドレスを変えたくないという人もいるはずだ。ASCII.jpの読者なら、SIMフリー版の最新スマホ/タブレットを使いたいが、ガラケー(フィーチャーフォン)のおサイフ機能は捨てがたいなんて方もいるだろう。
そこでぜひ試したいのが、ガラケーとスマホまたはタブレットの計2台を所有する「2台持ち」と呼ばれるワザ。これまで使っていた電話番号とキャリアメールのアドレスはガラケーで利用し、スマホ/タブレットでは「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」を利用するのだ。この場合、外出先にガラケーとタブレットを2台持ち歩く必要があるが、月額料金は実質「2706円」と、ドコモ回線のスマホを1台持つよりも「4314円」も安くなる。
すでに、通信事業者(キャリア)のデータ回線専用プランを利用したスマホ/タブレットとガラケーとの2台持ちで運用しているという人でも、決して遅くはない。そのような組み合わせなら標準的なスマホ/タブレットを1台持つよりもコストは安いだろうが、それでも「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」+ガラケーの方がはるかに安く、「3447円」もお得だ。
タブレットとガラケーを「2台持ち」したときの月額料金 | ||
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タブレット (楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン)+ガラケー |
タブレット(ドコモ) +ガラケー ※従来プランの場合 |
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タブレット 基本料 |
900円 | - |
タブレット パケット定額 サービス |
- | 3791円(Xiデータプラン ライト にねん ※ライト割適用時) |
タブレット インターネット サービス |
- | 300円(spモード) |
ガラケー 基本料 |
934円(ひとりでも割50タイプSSバリュー、無料通話1000円分付き) | 934円(ひとりでも割50タイプSSバリュー、無料通話1000円分付き) |
ガラケー パケット定額 サービス |
372円(パケ・ホーダイダブルの最小額) | 372円(パケ・ホーダイダブルの最小額) |
ガラケー インターネット サービス |
300円(iモード) | |
合計 | 2506円(税込2706円) | 5697円(税込6153円) |
6月1日開始のドコモ新プランでも、
「楽天ブロードバンドLTE」で「2台持ち」が1年で7万7688円の節約!
6月1日からスタートするドコモの新プランで「2台持ち」を実現した場合の料金についても触れておこう。
新プランにもデータ通信専用の「データプラン(スマホ/タブ)」が用意されているものの、1700円の月額基本料に加えさらにパケット定額料が追加される。もっとも安い「データSパック」は月額3500円で、基本料との合計は5200円。従来プランの「Xiデータプランライトにねん」でさえ3791円(ライト割適用時)で使えることを考えると、実質的な値上げだ。この点だけ考えても、楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」のお得感がさらに高まることが分かる。
また、ガラケー側では新プランに加入することで音声通話が無料となるが、ガラケー分の月額料が1394円高くなってしまう。どうしても音声回線での通話が必要な場合や、割引オプションによって大きく値引きされるケースを除いて、新プランでの2台持ちは考えないほうがいい。「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」+ガラケーの方が、新プランに比べると月額で「6474円」もお得になるからだ。しかも12カ月では「7万7688円」もの差額になり、最新スマホ/タブレットどころか、MacBook Airなどの最新ノートPCにも手が届きそうな金額になる。
なお、8月31日で新規受付が終了するのは「Xiトーク24」「タイプXiにねん」「タイプXi」の3つのプランで、ガラケー向けやデータ通信向けのプランについては継続されるようだ。新プランが始まったからといっても、ムリに加入する必要はまったくない。「楽天ブロードバンドLTE」をまず考えるべきだ。
タブレットとガラケーを「2台持ち」したときの月額料金 | |||
---|---|---|---|
タブレット (楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン)+ガラケー |
タブレット(ドコモ) +ガラケー ※新プランの場合 |
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タブレット 基本料 |
900円 | 1700円(データプラン(スマホ/タブ)) | |
タブレット パケット定額 サービス |
- | 3500円(データSパック) | |
タブレット インターネット サービス |
- | 300円(spモード) | |
ガラケー 基本料 |
934円(ひとりでも割50タイプSSバリュー、無料通話1000円分付き) | 2200円(カケホーダイプラン(ケータイ)、国内通話かけ放題) | |
ガラケー パケット定額 サービス |
372円(パケ・ホーダイダブルの最小額) | 500円(シェアオプション) | |
ガラケー インターネット サービス |
300円(iモード) | ||
合計 | 2506円(税込2706円) | 8500円(税込9180円) |
「2台持ち」運用時に注意したいのは、ガラケーでは音声通話の発信とメールの送信を行なわない点だ。無料通話ぶんを超えて音声通話を行なったり、パケット定額サービスの最小額分を超えた通信を行なうと追加料金が発生してしまう。
ガラケーはあくまでも受信専用として使い、自分から通話やデータ通信を行なう場合は「楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプラン」のSIMをセットしたスマホ/タブレットを利用すること。従来の電話番号やメールアドレスを積極的に使いたい場合は、ドコモの定額プランの利用も視野に入れるといいだろう。
また、「楽天ブロードバンドLTE」では、お得なキャンペーンが開催されていることもある。公式サイトをこまめにチェックして、サービスを賢く活用したい。