このページの本文へ

国内の主要キャリアに比べて最大30%減の価格設定

KVH、バースト機能やSDNに対応した「etherXEN」発表

2014年05月08日 14時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 KVHは、エンタープライズやサービスプロバイダーを対象に、2014年5月より次世代Ethernetサービス「etherXEN」を提供する。同社が従来強みとしてきた超低遅延、高品質のEthernet回線を提供するだけでなく、クラウドやデータセンターで必要とされる高い拡張性、柔軟性を実現するためのネットワークアーキテクチャを備えるという。

 etherXENは、次世代のEthernetマルチサービスプラットフォームとして、SDN(Software Defined Network)に対応した米Cyanのパケットオプティカル「Zシリーズ」とカナダのAccedian Networksの「Metro NODE LT/GT シリーズ」を採用。簡素化されたフラットなアーキテクチャにより、低価格での提供が可能になった。これにより、日本の主要な通信キャリアの帯域保証型サービスと比較して、最大約30%減の価格設定となっているという。

 また、複数回線を提供できる回線終端装置により、回線の追加や帯域のアップグレードをする際には、通常6週間以上かかる導入期間を最短10営業日に短縮する。機器やインターフェイスを交換せず、トラフィック需要の増減に応じ、最大1Gbps、10Gbps、100Gbpsまでの帯域をダイナミックに調整できるバースト機能も、2014年8月より提供する(100Gbpsは2015年以降の提供)。コアネットワークはすべて冗長化され、顧客のビルまでのアクセス回線も冗長化できる。障害時にはネットワークが50ミリ秒以内で高速に切り替わり、業界トップクラスのSLAを提供する。

 なお、米Cyanの「Blue Planet SDNプラットフォーム」により、将来的にはネットワークサービスの自動化・オーケーストレーションも実現可能になっているという。

 サービスラインナップは以下のとおり。

「etherXEN Private Line」帯域保証型(2014年5月より提供開始)

  • EPL(Ethernet Private Line):帯域保証型ポイント―ポイント回線
  • EVPL (Ethernet Virtual Private Line):帯域保証型ポイント―マルチポイント回線

「etherXEN Private Line」バースト型(2014年8月より提供開始)

  • EPLバースト(Ethernet Private Line):バースト型ポイント―ポイント回線
  • EVPLバースト (Ethernet Virtual Private Line):バースト型ポイント―マルチポイント回線

「etherXEN for AWS」(2014年5月より提供開始):AWS Direct Connect回線

「etherXEN Multi-Connect」(2014年8月より提供開始):多拠点接続型広域Ethernetサービス

 サービス提供エリアは、東京、横浜、川崎、千葉、埼玉、大阪の地域で、基地設置局の数を増やし、ネットワークのカバーエリアを拡充しているとのこと。

■関連サイト

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    sponsored

    60年の時を超え「COBOL」がGitHub Copilotでよみがえる 勘定系アプリの“超難関”モダナイに7社が挑戦

  2. 2位

    ビジネス・開発

    富士ソフトがエンジニア1万人超を「AIネイティブ」化 実装力を武器にフィジカルAIなど3本柱に注力

  3. 3位

    ITトピック

    IT技術者の8割超「AI生成コードには人間のレビューが必要」/「偽・誤情報を見破れる」と自信を持つ人はICTリテラシーテストの正答率が低い、ほか

  4. 4位

    ITトピック

    実用化が楽しみすぎるスマート技術たち 「長距離ワイヤレス給電」から「室内向け太陽電池」「超音波センサー」まで

  5. 5位

    sponsored

    「現場に行くのが当たり前」を変えたアズビルのリモート調整 効果はプライスレス

  6. 6位

    TECH

    攻撃するAIと防御するAI 日本企業のセキュリティ対策にいま何が必要か?

  7. 7位

    デジタル

    東京タワー相当の紙を“完全撤廃” 点検業務をkintone化した“現場ファースト”な改善術

  8. 8位

    デジタル

    IoTデバイスをサイバー攻撃から守る IoT向けゼロトラストの“3つのアプローチ”

  9. 9位

    ビジネス

    開発案件の立ち上げを「60分から1分」に ソースコード管理も一本化したKDLのBacklog活用術

  10. 10位

    ITトピック

    6.4万人の熱狂をAIが導く FIFA W杯全スタジアム「デジタルツイン」化が変えた観戦体験

集計期間:
2026年07月21日~2026年07月27日
  • 角川アスキー総合研究所