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これまで無駄に捨てていた排熱を有効活用

神戸製鋼、船舶向けマイクロバイナリー発電機を開発

2014年04月09日 17時29分更新

文● 行正和義

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神戸製鋼(KOBELCO)のマイクロバイナリー発電機

 神戸製鋼所と旭海運は、共同で「舶用バイナリー発電システム」の開発に着手すると発表した。

 これまで船舶のエンジンから排出される熱はほとんど利用されることはなかったが、神戸製鋼が普及を進めるマイクロバイナリー発電機を応用し、エンジン熱で発電して船の補助電源などに活用する。

旭海運「旭丸」

 バイナリー発電は熱湯もしくは蒸気の熱源があれば発電するもので、工場の排熱や温泉など低温度差・低圧の媒体から熱エネルギーを回収する。神戸製鋼では同社の持つスクリュタービン技術を用い、内部の作動流体自体に潤滑性、シール性を持たせることで小型・高効率のマイクロバイナリー発電機を製品化している。すでに湯布院温泉、雲仙小浜温泉、別府五湯苑などに納入実績がある。

マイクロバイナリーの発電システムフロー

 新開発される舶用バイナリー発電機は、旭海運保有の神戸製鋼向け大型石炭専用船「旭丸」に搭載され、使用燃料およびCO2削減量を2.6~2.9%削減できるものと想定している。2015年度中に開発を完了して2016年度中の実船搭載を目指すという。

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