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4形状に変形するUltrabook「LIFEBOOK WT1/P」徹底解剖 第1回

左右180度のスイーベルが可能な直販サイト限定カスタムモデル

可変ギミックが面白い「LIFEBOOK TH WT1/P」の本体デザインをチェック (3/4)

2014年02月28日 11時00分更新

文● 高橋量

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大きくて使いやすい液晶ディスプレーとキーボード

 「LIFEBOOK WT1/P」の液晶ディスプレーは13.3型のIGZOパネルを採用。解像度は2560×1440ドットのWQHDで映像は非常に精細だ。タッチパネルには傷がつきにくく耐衝撃性能に優れた旭硝子製の「Dragontrail」を採用。さらに指すべりのなめらかさを向上させる「スーパーグライドコーティング」が施されているため、快適にタッチ操作を行なうことができた。

2560×1440ドット表示が可能なIGZO液晶の映像は非常に精細で色合いも自然

強化ガラス「Dragontrail」と表面加工「スーパーグライドコーティング」の効果で、タッチ操作時の指すべりは上々。ヒンジがしっかりしているので、軽めのタッチなら液晶ディスプレーのグラつきも少ない

 液晶ディスプレーの表面は光沢のあるグレア仕上げ。光の映り込みはそれなりにあるが、液晶ディスプレーの角度を調整すれば気にならないだろう。IGZO液晶はIPS液晶よりも視野角が狭いといわれるが、「LIFEBOOK WT1/P」を使ってみた限りでは視野角の狭さは感じられず、斜めから液晶ディスプレーをのぞき込んでも比較的鮮やかな色合いだった。

液晶ディスプレーはグレアタイプで光の映り込みはほどほど。電源をオフにすると映り込みが目立つが、実際の利用でそれほど気になる場面はなかった。あえて言うなら、タッチパネルと液晶パネルの間にわずかなすき間があるのが気になるところ

液晶ディスプレー上部には有効画素数約92万画素のWebカメラや照度センサーなどが配置されている

 次にキーボードを見てみよう。キー配列は86キー構成の日本語配列で、キーピッチは約19mmと大きめのサイズが確保されている。縦のキーピッチが約18mmとやや狭くなっているものの、実際に使ってみるとほぼフルピッチのキーボードとおなじ感覚で入力することができた。

 あえて気になる点を挙げるとすれば、スペースキーが短い点だ。そのぶん「変換」キーと「無変換」キーが大きめに取られている。個人的には「変換」キーと「無変換」キーはほとんど利用しないので、スペースキーを大きめにとっている方がありがたい。キーストロークは約1mmと非常に浅いが、押下圧がやや強めで確かなクリック感がある。軽めのタッチで軽快に入力できるだろう。

キーボードは日本語配列で、キーとキーが離れたアイソレーションタイプ

キーピッチは約19mm(縦は18mm)とフルキーボード並みの大きさだ

キートップは黒、キーのサイドが白(あるいは明るめのグレー)で塗り分けられているので、個々のキーを判別しやすい。中央がわずかにくぼんだ「球面シリンドリカルキートップ」を採用することで、タイピング時の疲れにくさを実現している

 フラットポイント(タッチパッド)のサイズは実測で幅110×71.5mm。ガラス製の素材が使われており、サラサラとした手触りで指すべりも快適だ。パッドの端から中央に向かってスワイプすることでアプリを切り替えたりチャームバーを表示したりできる点が便利。

タッチパッドのサイズは幅110×71.5mmでマルチジェスチャーに対応している

パームレストにはヘアライン加工が施されたアルミ素材を使用。ところどころにあるくぼみは液晶ディスプレーを固定するためのものだ



富士通


(次ページ、「豊富なインターフェースで拡張性もバッチリ」に続く)

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