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4形状に変形するUltrabook「LIFEBOOK WT1/P」徹底解剖 第1回

左右180度のスイーベルが可能な直販サイト限定カスタムモデル

可変ギミックが面白い「LIFEBOOK TH WT1/P」の本体デザインをチェック (2/4)

2014年02月28日 11時00分更新

文● 高橋量

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特殊なヒンジ機構「Shift hinge」で4つのスタイルに変形!

 「LIFEBOOK WT1/P」のフットプリントは約幅320.8×奥行き235㎜。A4サイズ(幅297×奥行き210mm)と比べると幅が20.3mm、奥行きが25mm長く、ふた回り以上大きな印象を受ける。高さは最薄部で17.1mm、最厚部で19.3mmとUltrabookとしてはやや厚めだ。しかし特殊な可変機構とタッチ/ペン入力に対応していることを考えれば、やむを得ないサイズである。

「LIFEBOOK WT1/P」の天板部分。用意されている本体カラーはダークシルバーのみ

底面部には排気用のファンと取り外し可能なバッテリーが配置されている

本体は最薄部で17.1mm。数値的には薄くはないが、フットプリントが大きめなので実際に手にするとスリムな印象を受ける

最厚部は19.3mmとやや厚いが、「超圧縮ソリッドコア」構造によりしっかりとした堅牢性が確保されている

 「LIFEBOOK WT1/P」最大の特徴は、液晶ディスプレーを左右180度に回転させた上でさらに前後に寝かせることができる特殊な変形機構だ。標準的なクラムシェル型の「ノートPCスタイル」から液晶ディスプレーだけを左右に回転させた状態は「バリアススタイル」と呼ばれ、相手に画面を見せるなどの用途に向いている。液晶ディスプレーは軽い力で動かすことができるが、角度が180度に達すると「カチッ」という音とともに止まるので動かしすぎる心配はない。

標準的なクラムシェル型の「ノートPCスタイル」

液晶ディスプレーを横方向に回転した状態。キーボードの上にタブレットが自立しているようにも見える

液晶ディスプレーを回転させたまま、前後に倒すことが可能

 液晶ディスプレーを180度回転させた状態でキーボード側へ閉じると「タブレットスタイル」となる。タッチ操作やペン入力主体の作業に適したスタイルだ。タブレットスタイルから液晶ディスプレーを起こした状態は「シアタースタイル」と呼ばれ、動画の再生やタッチ操作によるアプリの利用に向いている。

液晶ディスプレーを閉じた状態の「タブレットスタイル」

液晶ディスプレーを起こした状態の「シアタースタイル」。ノートPCスタイルと比べて占有スペースが少ないのがメリットのひとつ

 液晶ディスプレーを前後に回転させるタイプの2-in-1 PCではキーボード面を下に向けて設置するため、キーの破損が気になる人もいるだろう。だが「LIFEBOOK WT1/P」ではキーボードは常に上向きで接地面に触れないので安心して利用できる。

実用性はないが、液晶ディスプレーを完全に隠すような状態にできるのもおもしろい

 このユニークな変形を実現しているのが「Shift hinge(シフトヒンジ)」と呼ばれる特殊なヒンジ機構だ。液晶ディスプレーを前後に傾ける標準的な横軸のヒンジを、左右に傾ける縦軸の小さなヒンジで支えているのが特徴。見た目は小さいが剛性は確保されているので、通常の利用なら壊れる心配はなさそうだ。

液晶ディスプレー下部に設置された「Shift hinge」。中央の小柄なヒンジで液晶ディスプレーを左右に回転させる

液晶ディスプレーを横方向に傾けると、ボリューム調節ボタンが現われる



富士通


(次ページ、「大きくて使いやすい液晶ディスプレーとキーボード」に続く)

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