このページの本文へ

数百台の統合管理、IPv6環境のWeb脅威対策、電子メール脅威対策の強化など

ファイア・アイ、OS新版「FireEye OS 7.1」を発表

2014年02月13日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ファイア・アイは2月12日、同社製品のOS「FireEye OS」のメジャーアップデート版「FireEye OS 7.1」を発表した。数百台規模の集中管理を実現するほか、IPv6環境におけるWeb脅威への対策に対応、電子メール脅威対策機能も強化されている。

 FireEye OSは、Web脅威対策のNXシリーズ、電子メール脅威対策のEXシリーズ、管理プラットフォーム製品のCMシリーズ向けのソフトウェア。新版の7.1は、2014年2月中の提供開始予定。

 まずCMシリーズでは、数百台のFireEyeアプライアンスを集中管理できるようになった。また新機能の「WebサービスAPI」を利用して、企業全体に向けたアラート通知の発行やレスポンスの自動化も可能になった。

 NXシリーズでは、IPv6ネットワーク環境におけるトラフィックのセキュリティ分析を含む、包括的なセキュリティ拡張を実施。また、新開発の企業向けダッシュボード機能も提供される。

 EXシリーズでは、悪意ある添付ファイルの分析だけでなく、電子メールのヘッダ情報や、悪意あるファイルへのリンクURLも「Multi-Vector Virtual Execution(MVX)」エンジン内で分析する。また、インバウンドのトラフィックフローをコントロールする輻輳管理機能が拡張され、メールサイズにかかわらず、電子メールのすべての添付ファイルを分析する確実な方法を提供する。

■関連サイト

カテゴリートップへ