本田技研工業は1月28日、これまでの発表したコンセプトカーの外観デザイン3Dデータを公開した。ダウンロードすれば3Dプリンタでミニチュアを製作することができる。
現在同社が進めている「ものづくり」の取り組み姿勢や思想を社内外で展開するグローバル・ブランディング・プロジェクトの一環で、2013年の東京モーターショー・プレスコンファレンスOP映像として製作されたブランドCM「Super ultra daydream」に続く第二弾。
特設サイト「Honda 3D Design Archives」では、これまでのモーターショー用に製作されたコンセプトカー「FUYA-Jo(1999)」、「FSR Concept(1994)」、「KIWAMI(2003)」「PUYO(2007)」「NSX Concept(2013)」。3Dデータのダウンロードだけではなく、ブラウザ上で360度自由に回転させて好きな角度から見ることもできる。
同社では、家庭用3Dプリンタの低価格化などによって「ものづくり」の在り方が変化しつつあるなか、従来の「メーカー」と「ユーザー」という枠組みを超えた新しいコミュニケーションのひとつとして企画し、プロジェクトをとおして未来の自動車デザイナーやエンジニアが生まれてくることを願っているという。
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