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既に全国8ヵ所の病院が開始・予定

ホンダ、ASIMO技術のリハビリ機器「歩行アシスト」を病院向けに100台有償貸し出し

2013年05月28日 19時46分更新

文● 柴谷理沙/ASCII.jp編集部

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「歩行アシスト」装着画像

 ホンダは5月28日、歩行訓練のリハビリテーション機器「歩行アシスト」の有償でのモニター使用を開始した。

 同社は、1999年から歩行アシストの研究を開始。ASIMOと同様に、人の歩行研究の蓄積をベースに開発した協調制御技術を採用している。歩行時の股関節角度センサーの情報をもとに、制御コンピューターがモーターを駆動。左右の足の振りだしと、蹴りだしのタイミングの対称性を改善するほか、歩幅の拡大を促し、より楽な歩行を可能にするという。

「歩行アシスト」

 これまでに7ヵ所の病院にて歩行アシストを用いたリハビリテーションの共同研究を行っている。今回は実務の現場から様々な意見を集約し、さらなる機能強化を図るべく、広くモニターを募り100台の貸し出しを行う。Mサイズ、Lサイズ各1台ずつ50セットを用意。1病院につき1セットを貸し出し、50ヵ所の病院でのモニター使用を実施するとしている。

 なお、今回のモニター使用は、既に全国8ヵ所の病院で開始、あるいは予定しているとのこと。

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