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アスキー涙目!? あのホンダからMSXがリリース!

2013年01月10日 15時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部

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スポーツカー? パソコン?
いいえ、バイクです。

 ホンダのNSXと言えば、1989年の初登場時にフェラーリの牙城を脅かすとまで言われた日本車史上屈指の名車である。1000万円を超える価格や、納車に3年待ち、オールアルミモノコックボディーなど話題に事欠かず、2005年に生産終了したが、いまだに愛され続け中古車市場では高値安定である。

 一方、MSXといえば80~90年代にかけて家庭にコンピュータが入るきっかけを作った、コンシューマー向けホビーパソコンの立役者だ。国内外の数多くのメーカーがMSXパソコンを販売し、1983年からWindows95が登場する直前の1994年まで10年以上にわたってパソコン市場の一角を占めた。

 実はアスキーは当初MSXではなく、NSXという名称を用いようとしていたとか、ホンダからアスキーにNSXが1台プレゼントされて地下のガレージにしまわれていたが夜な夜な誰かが乗り回していたとか、MSX専門誌でMSXとNSXのコスパ比較みたいな記事をやっていたとか、今となっては確認するすべがない噂が流れまくったほど(多分そのほとんどが都市伝説)、MSXとNSXは表裏一体と言ってもいい存在なのだ(?)。

ホンダ NSX(レーシングカー)

アスキーが統一規格を提唱したMSX(ソニー製)

 で、本題だが、今回の記事はそのどちらも関係ない。ホンダはタイにて、コンパクトで個性的なデザインのスポーツモデル「MSX125」を1月中に発売する。名前のとおり、エンジンは空冷・4ストローク・OHC・125cc単気筒を採用し、4速マニュアルミッション、ワイドサイズの前後12インチタイヤ、タンデム走行に対応するロングシートやピリオンステップを装備と、ツーリングやレジャー用途に向けたバイクだ。カラバリはパールバレンタインレッドとパールヒマラヤズホワイトの2色。値段は未定。

 タイでのデビュー後は、そのままグローバルモデルとして各国に輸出されるので、日本にも登場したら購入して「俺、ホンダのMSX買ったんだ!」とPC仲間にドヤ顔で自慢できるぞ! ダメ?

パールバレンタインレッド

パールヒマラヤズホワイト

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