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BF4も新生FF XIVもこのビデオカードで快適間違いなし 第1回

ビデオカード比較! MSIは独自GPUクーラー「Twin Frozr」が人気

2013年11月18日 16時00分更新

文● 藤田 忠

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ゲームに必要な性能を
徹底チェック

 最後はねらい目GPUを搭載するMS製ビデオカード4モデルの性能を定番ベンチマークやゲームを使って計測しよう。3D性能だけでなく、GPU温度やファン回転数、騒音値、消費電力も測定し、「Lightning」、「HAWK」、「GAMING Series」モデルの違いを見ていこう。

テスト環境
CPU Intel「Core i7-4770K」(3.5GHz/TB時3.9GHz)
マザーボード ASUS「Gryphon Z87」(Intel Z87 Express)
メモリー PC3-12800 8GB×2
SSD CFD販売「CSSD-S6T256NHG5Q」(256GB)
電源ユニット Seasonic「SS-750KM」(80PLUS GOLD 750W)
OS Windows8.1 Pro(64ビット)

 なお、テストは「Core i7-4770K」に「Intel Z87 Express」搭載マザーボードを組み合わせたLGA 1150プラットフォームで行なっている。また、テストに使用した各製品の実測ブーストクロックもまとめたので、参考にしてもらいたい。

各GPUのクロック
型番 定格クロック ブーストクロック 実測最大
N780GTX Lightning 980MHz 1033MHz 1110MHz
N760GTX HAWK 1111MHz 1176MHz 1254MHz
R9 280X Twin Frozr 4S OC 1000MHz 1050MHz 1050MHz
R9 270X HAWK 1100MHz 1150MHz 1150MHz

 まずは3D性能を定番ベンチマークの「3DMARK」、ミリタリーFPSとMMORPGの金字塔ゲームとなる「Battlefield 4」(以下:BF4)ならびに「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」(以下:新生FF XIV)で計測だ。

 なおBF4は、推奨メモリーの3GBを搭載するハイエンドGPUでも描画設定「最高」では常時60fpsオーバーはギリギリなので、描画設定「高」も計測している。

3DMark Fire Strike(単位:Score) better→

3DMark Cloud Gate(単位:Score) better→

Battlefield 4 最高画質(単位:fps) better→

Battlefield 4 高画質(単位:fps) better→

ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編(単位:Score) better→

 N780GTX Lightning>R9 280X Twin Frozr 4S OC>N760GTX HAWK>R9 270X HAWKと、3D性能は価格に応じた並びになっている。ただ、コストパフォーマンスはRadeon勢が優秀で、R9 280X Twin Frozr 4S OCは常時60fpsオーバーとはいかないが、BF4を「最高」設定で十分プレイできるフレームレートを出している。

 また、3万円前後のR9 270X HAWKも「高」設定では、余裕で60fpsオーバーと魅力的だ。ちなみにRadeon勢は12月にMantle版BF4の公開が予定されている点にも注目。Mantle版でのパフォーマンス向上は未知数だが、「今までよりも向上するのは確実」とAMDは語っているので期待が持てそうだ。

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