昨年そして一昨年と、2年連続で鈴鹿サーキットに日本グランプリを観に行っていたのに、今年は仕事の都合で断念せざるを得なくなったヒビキタケルです。いいもん! オレにはいよいよ本日発売となったPS3/Xbox 360用ソフト『F1 2013』があるもん! ……とまあ、冗談っぽく言ってはみたけれど、『F1 2013』の完成度はマジでスゴイよ! こりゃもう、1年を通して丸々遊べちゃうくらいのボリュームがあるゲームなのだ。
本作を知らない方に一応説明すると、『F1 2013』は、世界最速の自動車レース・F1の公式データをもとに、マシンの外見や性能はもちろん、ハンドルの挙動やタイヤの磨耗などをリアルに再現し、モータースポーツとしてのF1の魅力を余すところなく詰め込んだ人気シリーズの最新作。
▲2013年度より採用された新しいレギュレーションをゲームに反映。フリー走行や予選時にDRS(可変ウイングによる加速システム)が指定区域内でのみ使えるなど、ルールの変更にも対応している。 |
▲天候の変化もさらに細かくなり、雨の降り始めから小雨や大雨など、バリエーションが豊かに。雨が止んだ後にマシンが通ると路面が乾くなど、現実同様の環境でレースが楽しめる。 |
本作では新たに、1980年代のマシンやドライバー、サーキットを収録した“F1 CLASSICS”モードを搭載。ウィリアムズ・ロータス・フェラーリの3チーム計5台のマシンと、ナイジェル・マンセルやミハエル・シューマッハ、アラン・プロスト、中嶋悟など、当時活躍した名ドライバー10人が使用できる。
▲1980年代と言えば、鈴鹿サーキットで日本グランプリが行われるようになり、F1の注目度が一気に上がった時代。当時を知る人にとっては涙モノのモードだ。 |
サーキットについても、F1グランプリが開催されていた当時のヘレスとブランズハッチを収録。マシンの操作感なども当時のものが再現されており、現代のF1マシンとはまた違う趣きのレースが楽しめる。
▲マシンの外観はもちろん、コクピットの内部も公式の資料をもとに再現されている。またF1 CLASSICSでは画面全体に、セピア色のフィルターが掛かっているのも特徴の1つ。レトロな雰囲気を演出するこのフィルターは、任意でオフにもできる。 |
これまでは“F1 CLASSICS”を中心に紹介してきたけれど、実は“ヤングドライバー・テスト”や“シナリオモード”など、そのほかのモードも内容がかなり充実しているんだよね。そこで、今回はより遊び込めるようになった点や進化した点を紹介していこう!