米マイクロソフトの元Windows部門責任者で、同社を昨年11月に突如退社したスティーブン・シノフスキー氏が、米ベンチャーキャピタル(VC)大手のアンドリーセン・ホロウィッツ社に参加すると発表した。役職は「ボードパートナー」と呼ばれるもので、在籍はするものの常勤のメンバーではないとしている。
同社は、Netscapeの共同創業者であるマーク・アンドリーセン氏と、その同僚であったベン・ホロウィッツ氏によって2009年に設立された。Twitter、Skype、Instagramなどに出資しており、現在はシリコンバレーで最も影響力のあるVCのひとつとして挙げられている。
そのアンドリーセン・ホロウィッツ社に、マイクロソフト時代に次期CEOとなるのでは、との噂もささやかれたシノフスキー氏が参加するわけだ。同氏が米国時間の22日に更新した自身のブログで、マイクロソフトで製品開発にたずさわった経験を新たな企業で活かせることについて「ワクワクしている」と期待をつづっている。